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涙のドラマが・・・

テーマ:店長TOMOのひとりごと May 07, 2012 14:59:42

photo:01



病室の窓の外を何かがちらちらと動くので、気になって体を起こしてみてみたら・・・鳩が2羽。


写真のようにジーっと一方を見たまま何十分も動きません。


看護婦さんに聞いてみると、実は隣の病室の窓の下に鳩が巣を作って卵を産んでいたとの事。


病室の患者さんからクレームがでて、先ほど巣と卵を撤去したのだということだったんでです(涙)



photo:02





一羽は呆然と巣がなくなった箇所を見つめ、もう一羽がせっせと羽をつくろってやるというか・・・


大丈夫か?

大丈夫か??

おれがついているからな!



と勇気付けているように見えます。


photo:03




長い間、3時間ぐらいでしょうか?


ずっとうろうろしていたのですが、つらい現実を受け入れたというか、巣と卵がなくなった事をやっと受け入れたのか、二羽一緒に空へとびだっていきました。




せっかく頑張って生んだのに・・・本当にかわいそうだけれど、病院だから仕方がないのかな。



次に生むときは、違うところで生むんだよ!!!と願いつつ鳩のつがいとお別れをしました。



あんなに人間ぽい行動をするのだと、悲しいですがとても感動したんです。





次の日は現れなかったので、大丈夫だろうと思っていたら・・・



2日後の朝、また窓の外をうろうろとする影が見えたので、起き上がってみると



口に小枝をくわえて、隣の部屋の窓の下へ移動しているではありませんか!!




photo:04




よくよく見ると・・・卵ちゃん。

巣は、卵を産むまでには間に合わず、小枝が回りに散乱しているような状態ですが、必死で巣を作るべく往復をしています。



先日、その同じ場所で卵と巣を撤去されたんだからさ・・・


私の部屋の前で生めばいいのに!!とおもいつつ(私はクレームいわないのでね)ひたすら隣の患者さんに気づかれないようにと祈りながら、見守っていました。


photo:05




巣は完全ではないにせよ、ままが卵を温めています。

photo:06





よかった~と思ったのもつかの間、またもや撤去のおじさんがやってきて、巣と卵を・・・



窓越しに「その卵、病院の庭先というか木の所とかにおいてやる事はできないですか?上手く親が見つけれたら・・・」



「そうしてやりたいのは山々なんやけど、無理なんだわ~ここ病院やから。」




撃沈。



鳩たちよ。

君たちが賢くなるしかないようだ。



ここに産みにくる以上、孵化はない。どこかいいところを探して元気なひな鳥、そだててくれーーー!!




2度目の撤去。


私の部屋の前で2羽がたたずみ、また巣のあった隣のベランダをじーっと見つめています。



何もしてあげれなくて、本当にごめんね・・・





コメント

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1 ■鳩ちゃん・・・

切ないけど、鳩ちゃんも人間のような感情があるんだと、人間って知らない事いっぱいですね。


TOMOさんお元気そうで、良かったです♪

2 ■我が家でも同じ事が…

鳩には気の毒だけど病院という場所がらどうしても相容れないないんですよね。

昔、我が家の愛猫が鳩の巣を襲撃し仔鳩を全滅させて、意気揚々と帰還し、私と大喧嘩した事がありました。

その時も親鳩は一日中、巣の辺りをウロウロと…(泣)

もう~ごめんなさい!
(T_T)

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