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8対2の法則と夏炉冬扇

テーマ:店長TOMOのひとりごと February 07, 2012 22:08:20
店長TOMOが若かりし20歳代の頃のお話。


とても尊敬していた先輩というか、仕事における師匠のような人にこんな事を言われました。



「世の中はな、8対2の法則で動いてるねん」



何ですか?それ・・・



以前にも話した事があるかも?しれませんが。



例えば・・・



家庭からでるゴミの8割がたは、家の2割の場所で出てくる


毎日しめているネクタイの8割は、今現在持っているネクタイの2割



などなど。



逆に言うと・・・

残り8割がたの場所からゴミの2割が出てくる


8割がたの持っているネクタイは、2割がたしかしめない



って事になるでしょう。



またこんな話もあります。



アリの世界のお話。



アリはよく働くイメージでいますが・・・


実は働きアリのうち、仕事の8割がたをこなすのが、2割の働きアリなのだそうです。



他の8割の働きアリは、働いているふりをしているというか、ウロウロしているだけという結果。



面白いのは、その後です。



じゃあ、良く働く2割のアリだけを集めて仕事をさせてみた時に、全員がガンガン働くのか?といったら実は違うんです。



その中の2割だけが8割がたの仕事をこなし、先ほどまでガンガン働いていた8割のアリが働かなくなってしまった・・・



という研究結果があるそうです。



********

以前にも確か・・・ご紹介したかもしれない上記のお話をなぜまたするかというと。




最近、診断のご要望のなかに大きな意味で「自分に自信がない、自分は必要ではない、居場所がない」と言うものが多いです。


自分は必要とされていない

いつもみんなに迷惑ばかりかけて仕事が出来ない自分が嫌

自分なんていなくても、誰も困らない





そんな風に自分を捉えている人が多く見られます。



確かに仕事はできないよりも出来る方がいいでしょう。


頭は馬鹿よりも、聡明な方がいいでしょう。


でもね、必要がないものなんて、必要が無い人なんて、いないってことなんです。



2割のネクタイが8割がた活躍しているのはなぜでしょう。

それは、他の8割があるからです。

それがあるからこその2割の活躍という事なのだと思います。



仕事がガンガン出来る人、生き生きと過ごしているように見える人と自分をくらべ


自信をなくし、ああいう風になれない自分を自分で蔑んでしまうのは、間違いです。




確かに人に必要とされたいというのは、人間の基本的な欲求です。


でもね、会社にも家族にも友人にも周りの人からもいつも必要とされなければ!と思うのは違うように思うのです。



自分を必要としてくれる場所が一つでもあれば、人は強く生きられるもの。



いつもいつも必要とされる事は、実はとても難しい事なのです。



自分を必要とされない事も確かにあるでしょうが、それがずっと続く事は絶対にありません。


いつか自分には出番が来るはず。

必要とされることがあるはず!


そのときに、自分を生かせるように日々努力していたり、勉強している、備えているという姿勢が、とても大切なのではないでしょうか?



禅の言葉で「夏炉冬扇(かろとうせん)」という言葉があります。



夏にいろり、冬に扇子



なんのこっちゃ?って感じの言葉ですが、この言葉は・・・・


一見不要に見えるけれども、どこかで誰かの役にいつかたつのだという意味。


今は不要に見えるものも、きっと役にたつときが来るという意味です。



あなたが生を受けているという事は、いつか誰かの、いつか何かの役にたつ必要があるから。


また必要な場面がやってくるからです。



そのときに備えて、自分磨き。今できる事を少しずつやるという事が、自分の自信につながっていくように思いますよ。



人と比べるのではなく、昨日の自分と今日の自分。



比べるのなら、そこかな?と思います。




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