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◈ ハマりすぎ・師走編 .....2012年12月29日(土)

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↑きおくをたどったどわーふのらくがき
だけだと引かれそうだったので、ヴィクトリアンレディを付け足してみたが
アダンと小さな彼女の構図みたいになって何だコレは。
2日続けての日記更新、長いです。

映画「ホビット」を観たのですが、面白く…本っ当に面白く、
気持ちが収まらず映画雑誌を購入、行動が10年前の「ロード・オブ・ザ・リング(以下LOTR)」の時と同じです。
ちなみに映画秘宝2月号。大特集の言葉に偽り無しの内容です、言葉の一つ一つにライターさん達の愛を感じる。
秘宝さんはこの手の映画好きでないかしら、と勝手に思っていただけに余計嬉しい。面白い。
ドワーフ一人一人の紹介や中つ国の歴史、荒俣宏先生のインタビューもあり大充実。
周りと自分の温度差が激しく、面白いと言っても信じてもらえないのですが、どうしたら。

「2部作予定を3部作に変更?原作は指輪物語よりもはるかに短いのに?」
「やたらと伸ばしてダレるんじゃないの?」
「ドワーフかぁ(ヴィジュアルの面で)」

どうもすみませんでした!
これらを全て吹っ飛ばしてくれました。3部作多いに結構です、付いて行きます。
監督のP.ジャクソンはじめ、スタッフの方々の溢れんばかりの愛がスクリーンを通してひしひしと。以下感想。

脅威の平均年齢の高さ、脅威のヒゲ率、登場人物の殆どがヒゲのおっさんと爺さんです。
若いのもいるが、おっさんでヒゲのチビなドワーフが13名も出てくるファンタジーですよ、画面が茶色い!画面が重い!
トールキン先生最高。普通はしない、このメンバーの地味さが好き。
終盤の松ぼっくりシーンなんて、戦法が地味過ぎて愛しい程。
ただこういう話が苦手なら観る必要はないです。

LOTRは全体に流れる重厚感や緊迫感がありましたが、ホビットは明るい。
と言ってもあくまでLOTRに比べたら、なので嫌気がさす程の能天気さではないです。
原作が児童向けに書かれたことが理由かと。
13人もいたら途中で誰か死ぬのでは、と観ていましたが、あ、これ誰も死なないのだな。と気付いたが最後、後はひたすら楽しめばいいじゃんと。
他でも言われていますがアトラクションに乗った気分で。


で、ドワーフ完全になめてました。
彼らの背景ですよ…龍に故郷を奪われ追われ、バラバラにならざるをえなかった流浪の民ですよ。
それで故郷を取り返そう、故郷に帰ろう、と集まったのが13人とは。
「ホビット」だけど正直ドワーフの皆さんにしびれた。

ドワーフの流浪の王トーリンはLOTRのアラゴルン的ポジション。
秘宝の言葉を借りるならば「背負って立つものが違う」です。醸し出す雰囲気がとても良い。
英語版予告で初めて聴いた「はなれ山の歌(Song of the Lonely Mountain)」のバリトンボイスには心たぎりました。
聞いた途端そうだよこれだよと一気に中つ国に帰れたのです。

ボフールは作品を観たら分かるかと。ビルボとのシーンが印象的、いいやついいやつ。
バーリンは見た目完全に爺さんだが強い、で可愛い。
ドワーリンは見るからに強ドワーフて感じで一人だけハゲなのもいい。
(今日の落書き絵みたいに昔はモヒカン)
あとドワーフにおけるイケメンの最高水準にいると思われるキーリというキャラクターがいらっしゃる。
まさかのレゴラスポジション頑張って。

登場すると聞いて一気に楽しみになった茶の魔法使い、ラダガスト。
犬ぞりならぬ「兎ぞり」にはこれまたしびれた。
LOTRのエントといい、森の変化に気付き守ろうとするキャラクターに弱い。

白の会議、勿論サルマンことクリストファー・リー様もご登場である。
サルマン話してるのにガラ様とガンダルフ思い切り無視してて切な笑えます。
ガラドリエル様も変わらずお美しく、エルロンド卿もLOTRより生き生きしていた、好きだな。
雷合戦のシーンは童心に帰るわくわく感。これぞ!

今回の主役である若ビルボを演じるマーティン・フリーマンは、ドワーフが自宅に押し寄せて来た時のあたふたぶりが良かった。
ゴクリ(ゴラム)はLOTRよりも愛嬌があったが、私だったらなぞなぞ答えられずに喰われてます。

最後に、エンドクレジットで流れる「はなれ山の歌」の別バージョンが頭から離れません。
この曲がこの作品、物語を表しているし、締まります。
ドワーフ達の奪われた故郷への想いですよ、なんだろう泣けてくる。
「我らは決して忘れまい 許すまい」ですよ。うわーもう。
彼らが故郷に戻り喜んでいる姿を観たい、耐え忍んできたトーリンの想いが報われるシーンが観たい。
(これに関しては現実問題としてかなり思う所もあるのですが…普通に楽しみたかったのに)

観たい観たいで、年明けに早速観に行く予定。あと2回観たいと狂った事を考えている。


それでは皆さんよいお年を。

◈ ハマりすぎ .....2012年12月28日(金)

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わけあって描いた一本道男爵。彼のことを覚えている人は皆無に近い筈。

年賀状投函しました。
25日に間に合わなかったので、おそらく届くのは3日になると思います。ごめんなさい。
自宅印刷でペラペラですけど、参加してくださった方どうもありがとうございます。
年賀企画、一応ギリギリまで受け付けます、と言ってもあと2日くらいか。

2012年の思い出
ネコタクとしては、昨年出られなかったイベントに4回も参加出来た事が大きかった。
県内だけでなく仙台まで。一人だったら腰が引けていた事も、二人だったら出来ると思える!
自分にとって新しい経験を沢山した年でした。それが他の人には当たり前すぎることでも。


1月・ゲイリーのアカデミー主演男優賞ノミネートに浮かれる。
2月・プレゼンターのナタリーとゲイリー、二人のやり取りが可愛すぎでニヤニヤ。投げキス!
3月・ゲイリーの余韻、ゲイリー作品を改めて振り返る。にわかパンクブーム。
『「オペラ座の怪人」25周年記念公演inロンドン ロイヤル・アルバート・ホール』を鑑賞し
ハマる。評判の良い映画版は当時まったくハマらなかった。
好きな登場人物はマダム・ジリーとメグ・ジリー母娘。
曲は勿論の事素晴らしいですが、茶化しながら観ると大変面白い作品なので、いつか長々話したい。
4月・偶然目に入り、釘付けになったジャケットのタイトルをメモした事がきっかけで
Porcupine TreeのSteven Wilson、というまったく知らないイギリス人に自分でも戸惑うハマり方をする。
今年のベストドレッサー賞は先生がメキシコで着ていた「(初心)Tシャツ」どこで売ってんの?
ベストパフォーマンス賞も先生の「Index」これに限らずですが手の動き危なすぎです。
Lasse Hoileという写真・映像家を知れた事も大きい、写真集出してくれないだろうか。
ラッセさんの他、先生繋がりで知った作家や映画もあり、ハマったのは無駄ではないと!

5月〜11月・次回作のインタビュー記事から「ヴィクトリアン・幽霊譚」のワードが飛び出した事により、約6ヶ月楽しみに楽しみに胸膨らませてきたわけですが、
やっと発表されたジャケットがまさかの…
狂気じみてメンタルにキすぎます
ラッセさんの写真だと信じて疑わなかっただけにダメージ大きい。
前の「妹の幽霊」について触れている日記の文章が、自分の事ながら不憫でならない。
曲に期待。するしかない(震え声で)

12月編はこの後別枠で書きます。

◈ 唯一の年中行事乗っかり企画 .....2012年12月13日(木)

今月の1日からトップページにて、年賀状企画受け付けています。
ここでも知らせた方がいいかしらと、今日はそれだけを伝えに日記更新。

絵は出来ていないけど、年賀はがきは準備してあるんです!
懸賞なんてそうそう出さないし、沢山余ったらただ空しい。
“暑中見舞いのはがきとして使う”という案が浮かんだけれど、きっと出さない使わない。

よろしければご参加下さい、お待ちしております。

◈ 2本じゃ飛べない .....2012年11月24日(土)

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暖炉に向かって「お嬢さーん!(または子猫ちゃん)」と叫ぶ。
お嬢さん「この人はまるで質の悪い石炭に入っている混ぜ物のような人だわ」と思っている。

最近の出来事としては、階段から滑り落ちて背骨・尾骨・肘を強打するという災難が
起こったり。その時綿棒を2本持っていたのですが、この状態ってかなりまぬけ。
「綿棒を取ってくる」という行動への代償があまりにも大きいです。

サイトの話ですと、今気が付いたのですがネコタク今日で5周年です。
細々も細々と運営してきましたが、愛さんとの出会いにより引きこもりサイトに僅かながら
薄明るい光が…皆様これからもよろしくお願いします。
たまーにもらえる拍手やメッセージも嬉しいですし励みになっています、
ありがとうございます!

このタイミングで更新出来た事もちょうど良かったです。
ギャラリーに4点追加、全部載せるべきか迷いましたが、載せましたよ。
首なし騎士は、9月のイベントの時なぜか急に描きたくなり、
クールな路線で行く筈が気が付けば和やかな雰囲気に。フユイチゴ食べてみたいです。
アカリス(キタリス)は冬になると耳の房毛が伸びてそれが可愛いです。実際はもっと大きい。
コルセットは前回の日記で触れましたが、サークルカットの描き直しバージョンです。

「暖炉から」の案は前からあったのですが、ラフの段階でなぜか止めてしまい、
心に引っかかったまま、いつかいつかと延ばし延ばしにしていたのをようやく。
自分なりに今までとはちょっと違うかな、などと思っています。
首なし騎士で納得いっていなかったアカリスを再び描きましたが、これはまた描かねばならん。
この辺りの生き物をワラワラっと描きたく、特にカエル。友人には「うえー」と言われたが。
暖炉はもっと狭いのですが(今回描いた形の場合は)あまりそこに捕われ過ぎて
思った絵が描けないんじゃさ!と言い聞かせて進めました。
ショップページ、通信販売の説明部分も少し編集しました。


ただでさえ海外の方の日本語・漢字Tシャツ姿にはくるものがあるのに、
それをSteven Wilson先生が着てしまったらもう。
Porcupine Tree - Octane Twisted

ライブDVDとして商品化されたので、こうして公式予告動画にもばっちり映ってしまうわけで。
破壊力はいつかの(初心)Tシャツの方が圧倒的ですが、この舞Tシャツもなかなか…
久々にポーキュパインとしての映像が見られて嬉しい、最初舞の字に釘付けだったが。
ヒゲもなく年齢不詳さが復活時の先生、映像だと見た目も多少大切さ。
(Bowieが好き(90年代!なのはごく少数だろうが)な以上、見た目どうでもいい。なんて言葉を言っても説得力がない)
相変わらずサポートのジョンさんがサポート以上の仕事をしている。正式メンバーに入れてやらんのですか。

◈ お土産は牛タン煎餅、ずんだクッキー .....2012年11月09日(金)

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仙台コミケ、無事に行って帰って来れました。
楽しかったです、立ち寄って下さった方々ありがとうございました。
「コミケ」と言えども地方レベル。というのは嘘なんじゃ…
それはやっぱり東京コミケを知っている人の言葉で、地元のイベントしか参加した事がない身としては、規模と人の多さにただ驚きました。
本家はこの倍倍倍倍…と果てしないのか、と思うと、まったく想像出来ません。

↑はフリーペーパーイラスト。時代物を脱した感がすこーしある、お嬢ちゃんの格好とか。
どうしても男性を黒唇にしたくて。
前だったらまだ黒唇に合った格好をさせていたと思うが、今では黒唇でさえあれば“お父さんの普通のスーツ姿”でもOKOK。
という事で「身だしなみに厳しいわたしのお父さん」という言葉が浮かんだ一枚。
お父さんにしては若いが、頭部を手で押さえられてる子供が描きたかったんです。
そして今更だけれど大人と子供の組み合わせ、これだよ。

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サークルカットイラスト、コルセットを描きたくなり。
バランスが気に入ったので描き直してポストカードとして販売しました。

コスプレの方皆凄いが、忍たまのコスプレのお嬢さんとっても可愛らしかった。
頭巾姿がそれはそれは似合っていた。笑顔がキュート。
あとジョジョの絵をタイツに描いて履いていた3人組のお嬢様方が!
「描きました」と言われても凄すぎてすぐに意味が飲み込めなかった。爪も。
他にもコミティアの事教えて下さったり、色々話せて充実した時間を過ごす事が出来ました。
今回はパンフレットのサークルカットを一つ一つ見たり、
周りの状況を眺めたりする余裕があったのですが(その理由は後ほど)
“これが好きなんだ”という気持ちが生み出すパワーってとんでもなく大きい。
創り手の「好きだ」という気持ちが本物なら、
相手がそれを知らなかったとしても、多少なりとも心に響くと思う。自分がそう感じたから。
という事は、私にもそのチャンスはある。と思って進むしかないですね、少しずつ。
愛さんの作品を見ている方の真剣な表情忘れられない、新作のブックカバー要チェック。

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ポップで使用したミミズク。ミミズクです!猛禽類いいな。
今回はスケブを描かない予定でしたが↑のポップに一名様のみ受けます。と描いたんです。が、
誰からも頼まれなかったので、そっと線を引いて消しました。こ、これはなかったことに。
その分いつもとは違う時間の過ごし方が出来ました。スケブが無いとこんなに気持ちがまったりするのか。


通信販売もしれっと再開しました。今回は期限無しなのでお好きな時にご利用下さい。
ポストカードを追加しただけなのですが、まだギャラリーに載せてない作品も出てます。
種類が増えた事もあり、前の作品やそんなに人気のない作品はサクサク販売終了していこうかなと。
でも暫くはこのままにしておきます。
イベントで使用したペーパーお付けします。男性と小さいお嬢さんの会話、覗き見してみませんか?ポストカードだけでもOKOK。

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