美人奴隷姉弟―33

 クリニックに入院してからは、自然排泄を試みようとおトイレでいきみまし

たが。なにしろ排泄出来ないのである。又、以前のようにお浣腸にたよる一子

になっていた。

浣腸を続けていると、自力で排泄が出来なくなると聞いていましたが、本当な

のだ。

早めの夕食を頂いて、看護士さんの言いつけ通り、ガラス製の200ccはた

っぷりは入る浣腸器を使いまして排泄を促していた。

ご主人様の奴隷にされてからは、毎日朝と夕方2回お浣腸をしていますが、い

つもはイチジクばっかりで、こんなに大きいガラス製の浣腸器は初めてです。

ちょっと、怖いような気がする。

グリセリン溶液を入れた200ccの容量は持ち重りがした。それを両手に持

って施管を自分の肛門にいれようとしますが、見えない後ろではシリンダーが

押せなのだ。

何度もやり直しているうちに気がついたのだ。シリンダーを逆さに立てて置い

て、真上から四股を踏む格好になって股間を押し付けたのだ。

他人には見せることが出来ない格好ですが、今度は旨くいった。

シリンダーが倒れないように注意をしながら、200cc全部をお腹の中に

収めることに成功した。久し振りの大量のグリセリン溶液は、施管を抜くと

同時に我慢の限界がきている。

個室に備わっているトイレへ駆け込むやいなや、大音響と共に排泄をしてし

まったのだ。

2回、浣腸を繰り返した。

 

   (17) 美樹ちゃん

 

 病室でいつも着ているピンクのネグリジェを脱いで、看護士さんを待って

いた。このネグリジェは理恵様から「裸では恥ずかしいでしょう?」と言っ

て頂いたものである。

9時の消灯の後で、看護士さんがトレイを片手に現れた。

この1ヶ月と言うものは治療の時以外は全裸にはなっていないので、何か

とっても恥ずかしいのだ。こうして、看護士さんを待っているのも、ちょ

っと隠微な気持ちになるから不思議だ。

トレイの上には、ご主人様にも使われたことがある大小の張り型や、バイぶ

レーター、それに、大きくなった乳房や乳首を責めるような道具が並んで

いたのだ。

「新藤さん。浣腸はしたの?貴女のご主人から聞いたわよ。貴女はどうしょ

うもないマゾだって言っていたわよ。

女になった一夫はいや一子はご主人様の女奴隷に落とされてしまったことを知

られてしまった恥ずかしさから、真っ赤になって下を向いたままであった。

「貴女のご主人様から頼まれたのよ。奥様を満足させられるようにレズのテク

ニックを教えてやってくれって・・・」

「今から、ビアンのテクニックを教えてあげるわ」

ちょっとスマートな看護士さんはやや顔を紅くしてそう言うと、驚く一子を

前に、扉に近寄りドアーを内側に開いた。

そこには、黄色のタンクトップに白いミニを履いた可愛らしい女の子が立って

いたのだ。

「アッ・・」

一子は思わず、傍にあったシーツで丸裸の身体を隠した。

「美樹と言うのよ。美樹。さあお入りなさい! 美樹。ご挨拶は?」

「始めまして。美樹と申します・・」

看護士さんに呼ばれた少女はオズオズとして入って来て、自己紹介をした。

美樹ちゃんは一子と同じ位の年で、目がクリクリしていてとっても可愛いの

だ。一子の全裸を見てしまったのでしょう、顔を真っ赤にさせて口ごもるよ

うに言った。(続く)


        美人奴隷姉弟―34

 美樹ちゃんは目がとっても大きくってちょっと幼い顔をした、いかにもネコ

と言った感じの娘だった。でも、とっても可愛い女の子であった。

「一子さん・・よ。この人はこんな格好をしていて、元男性なのよ。もしかす

ると貴方よりも酷いマゾじゃないかしらね・・」

看護士さんはそんな風に、酷く落ち込むような紹介の仕方をした。そして、一

子の躯を隠しているうす掛けを剥ぎ取ってしまった。

「キャー、恥ずかしいぃぃ・・」

真っ白で無毛の下腹部が美樹ちゃんの目の前に曝け出されて、一子は悲鳴を上

げて突っ伏した。

「一子。立って気お付けをなさい! 美樹ちゃんにご挨拶よ。・・これは、命

令よ!・・鞭で打たれたいの・・?」

白衣の看護士さんは、急に今までに無い厳しい声になって言った。

一子はハッとなった。ご主人様が甘えたらば、鞭で打つように頼んだのかも

     ・・一子は奴隷なのだと。このクリニックに入ってからは、先生や看護士

さんや助手の方に毛の無い丸裸を見られて恥ずかしい思いはしたけれど、痛み

に繋がることはなかったのだ。

そんな訳で、一子に甘えが出ていた・・と思ったのだ。

そうだ。一子はマゾの女奴隷なのだ。この看護士さんはご主人様に代わって

一子を調教してくださる女王様なのだ。

そう思ったとたん、一子の肉体の方はシャキッとしたのだ。

 

 「失礼いたしました。このクリニックで男から女性にさせていただきました

一子と申します。一子はもう如何ともしがたいマゾで淫乱です。よろしくおね

がいいたします」

無毛の股間が如何にも恥ずかしかったのですが、ベッドの脇に直立していたの

だ。

「美樹ちゃん。一子のそこには可愛い物がついているでしょう?後で触っても

いいわよ」

「さあ、美樹ちゃんも裸になるのよ!・・」

目を丸くして一子の股間についている物を注視していた美樹ちゃんは、そう言

われてハッとしまして、瞬間的に真っ赤になった。

「麗子お姉様。裸になるのだけは堪忍して・・この人の前で裸になるのだけは

嫌・・男の人は怖いの・・許して・・・」

裸になれと言われた美樹ちゃんは、さも怖そうにそう言った。

一子はこの看護士さんが麗子と呼ばれているのを初めて知った。

「ダメヨ!夕べ、あれほど言い聞かせたじゃないの。そんなことを言うのだっ

たら、勝手にしなさい! もう、愛してなんかやらないんだから・・」

この2人の関係は、どうやらレズビアンの関係にあるらしいことと、麗子と

呼ばれている看護士さんの方がSで、美樹ちゃんと呼ばれている人がMであ

ると判ってきたのだ。

ジュウタンに跪いて縋り付く美樹ちゃんを、麗子さんは怒ったように言うと

、邪険に蹴飛ばした。

「イヤイヤ、イヤ。麗子お姉様に捨てられたら・・・美樹は生きてゆけない

わ・・・裸になりますから、そんなことは言わないで・・」

捨てられるのが余程怖いのか、美樹の両手は麗子お姉様と呼ばれた白衣の看護

士さんの腰に廻されて、しっかりと抱きついていた。

一子はその様子を呆然と見ていた。

「それなら早く、何時ものように丸裸になるのよ!」

「美樹ちゃん。素っ裸になったら、一子の隣に立ちなさい!気お付けよ。いい

?」

「今日は2人して、淫乱マゾの一子を可愛がってあげるのよ」

麗子さんは初めの方はきつく、終わりの方は楽しくって仕様がないというよう

に言った。

淫乱マゾと言われた一子は、恥ずかしそうに俯いたのだ。

美樹ちゃんもとっても恥ずかしそうに、そして辛そうに黄色のタンクトップと

白いスカートをノロノロと脱いで全裸になると、オッパイを隠しながら麗子さん

の命令通り一子の隣に立ったのだ。

美樹ちゃんの裸身は、もう、海に行ったのでしょう、こんがり焼けて健康その

ものと云う感じなのだ。

水着のブラジャーと3角形のパンツの跡は、驚くほど白いのだ。そして、3角形

の頂点の部分には、小さく形は整えられているけれど、濃い目の茂みが黒く目に

付く。

並んで気を付けの全裸を晒している2人は、1人は真っ白で突き出ている股間の

ものを、1人は黒く張り付いた茂みを、フルフルと震わせて恥ずかしいのを我慢

しているようであった。(続く)