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2013年1月 9日
調布市立富士見台小(石川浩彦校長)で昨年末、給食後に5年の女児(11)が死亡した事故は、担任の男性教諭(29)が、食物アレルギーのある女児が食べられない食材入りの料理を、確認をせずに配食してしまったことが原因である可能性が強まった。アレルギーの専門家らは「担任と保護者だけに委ねないリスク回避策が必要」と訴える。
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8日午後、市教委で開かれた記者会見。海東元治教育長は、「教育活動の中で起きた。責任は重大と受け止めている。ご遺族に心よりおわびとお悔やみを申し上げる」と謝罪した。
市教委の調査によると、12月20日の給食で、女児はアレルギーを起こす粉チーズを除いた「じゃがチヂミ」を食べたが、お代わりで食べたじゃがチヂミの一片(縦3センチ、横2・5センチほど)はチーズ入りだった。女児は、「気持ちが悪い」と訴えた後、午後4時半ごろ、死亡が確認された。
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