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できごと
【桜宮高2自殺】バスケ部員50人中21人「体罰受けた」 橋下市長「最悪の失態だ」
大阪市立桜宮高校(都島区)の男子バスケットボール部主将だった男子生徒=当時(17)=が昨年12月、男性顧問(47)から体罰を受けた翌日に自殺した問題で、他の男女21人の同部員も顧問から平手打ち(ビンタ)などの体罰を受けていたことが8日、同校が生徒の自殺後に行ったアンケートで判明した。顧問による体罰が常態化していた可能性が明らかになった。橋下徹市長は体罰を把握できなかった市教委と学校側について「対応は完全に誤り、最悪の失態だ」と痛烈に批判。市長が体罰などについて学校側の対応を直接指揮できる条例制定の検討を始めた。
市教委によると、生徒の自殺を受けて同校が昨年12月下旬、他のバスケ部員を対象にアンケートを実施。男子20人、女子30人の計50人のうち、21人が平手打ちなどの体罰を受けたことがあると回答。他の部員への体罰を目撃したのはほぼ全員の48人で、うち4人が「蹴っていた」と答えた。
この顧問については平成23年9月にも「体罰を加えている」との情報が公益通報制度に基づいて電話で市に寄せられ、弁護士らでつくる市公正職務審査委員会の審議に従い市教委が調査。しかし、聞き取り調査は顧問のみで、生徒側には行わないまま「体罰はなかった」と結論付けていた。
市教委の調査に対し、顧問は「これまでに数回、手の指先でたたいた」と釈明していたが、アンケートで明らかになった体罰の実態について、市教委の森知史(さとし)高等学校教育担当課長は「非常に多い数字で驚いている。日常的に体罰があった可能性は否定できず、第三者(外部監察チーム)の力を借りて詳細に検討したい」と述べた。
生徒の父親は8日夜、産経新聞の取材に「心の整理がついておらず、今日はコメントを控えたい」と話した。9日午後7時から同校で保護者説明会を開く。
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