事件【なりすましウイルス】遠隔操作、犯人の真意は…ネット上から現実空間に 警察や報道機関を翻弄+(1/3ページ)(2013.1.7 07:06

  • [PR]

事件

  • メッセ
  • 印刷

【なりすましウイルス】
遠隔操作、犯人の真意は…ネット上から現実空間に 警察や報道機関を翻弄

2013.1.7 07:06 (1/3ページ)ネット犯罪

 4人が誤認逮捕された遠隔操作ウイルス事件で、「真犯人」が新年早々動いた。1日と5日に相次いで産経新聞記者などにメールでパズルの問題を送りつけ、問題が示した通り、神奈川県藤沢市の江の島にいたネコから記録媒体が発見された。真犯人がサイバー空間から現実空間に姿を見せたことで、警視庁など4都府県警の合同捜査本部は事件解決につながる糸口とみて島周辺での防犯カメラ画像の解析を進めているが、昨年10月の犯行声明以降、警察当局や報道機関を振り回し続ける真犯人の真意は何なのか。(大島悠亮、中村翔樹、荒船清太)

ゲーム再開宣言

 「新しいゲームのご案内ですよーーー。(昨年)10月から仕込んでおいたのをようやくお披露目です」

 平成25年が明けたばかりの1日午前0時18分。「謹賀新年」のタイトルで届いたメールは、昨年11月13日の自殺予告メール以降、約2カ月間、沈黙を保っていた真犯人からの突然の「ゲーム再開宣言」だった。

 メールの送信先は産経新聞記者など計25カ所。パズルを解読すると、東京都奥多摩町の雲取山にウイルスのデータなどを入れた記録媒体を埋めたことを示唆。「マスメディアの方は独占スクープのチャンスです。早い者勝ちですよ」と過熱報道をあおる内容だった。

 合同捜査本部の捜索で何も見つからず、メールに添付された雲取山での写真に流用疑惑が浮上すると、5日午前0時34分に「新春パズル~延長戦~」と題したメールを新たに送付。合同捜査本部の捜査員が同日、パズルの問題が示した通り、江の島で首輪のついたネコを発見、記録媒体を回収した。

約10年前に流行

 パズルは1日が5題、5日が3題の計8題。問題を解くごとに次の問題が出される仕組みだった。このうち複数の問題では、10年ほど前に流行したソフトやゲームの言語を暗号に使うなどの共通点がある。

(次ページ)「10年前にネットを使っていなければ…」

このニュースの写真

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2013 The Sankei Shimbun & Sankei Digital