PC遠隔操作事件 防犯カメラに猫の写真を撮る眼鏡男の姿
パソコンの遠隔操作ウイルス事件で、真犯人とみられる人物からのメールの通りに、神奈川県の江の島で猫の首輪に記録媒体が貼られていたが、このメールが送られる前の日、防犯カメラに猫の写真を撮る眼鏡をかけた男の姿が映っていたことがわかった。
この江の島の猫は、ピンクの首輪をつけられ、内側に記録媒体が貼られていたが、調べによると、真犯人とみられる人物からメールが送られた前の日の1月4日、この猫の写真を撮る眼鏡をかけた20代から30代ぐらいの男の姿が、防犯カメラに映っていたという。
防犯カメラには、ほかにも猫に近づく人の映像が映っていて、警視庁は、不審な行動をする人物がいなかったか、目撃者を捜すなどしている。
また記録媒体には、遠隔操作ウイルスのプログラムの「ソースコード」とみられるものが書き込まれていたこともわかり、警視庁は事件で使われたウイルスのものか調べている。