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2013年1月8日(火) 19:45 |
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美術館、年始の開館踏みきれず
観光客の多い新年早々から開館する美術館が増えています。 中四国でも、多くの美術館が、1月2日から開館していますが、岡山市中心部のカルチャーゾーンと呼ばれる地域では、まだ、多くが、年始の開館に踏み切れずにいます。
岡山市中区浜の夢ニ郷土美術館です。 美人画の作家として知られる岡山県出身の竹久夢二の作品約100点が展示されています。 日本三名園の一つ、後楽園の近くにあり年始も多くの観光客が見込めるとあって、今年も、平年どおり1月2日から開館しました。 夢ニ郷土美術館の周辺には、岡山県立美術館、岡山市立オリエント美術館など多くの公立の美術館や博物館が立地しています。 岡山カルチャーゾーンと呼ばれ、多くの美術ファンなどが訪れますが、夢二郷土美術館以外は年始を休館し、1月は5日からの開館としています。 中四国の多くの美術館では、年始の開館を早める傾向にあります。 香川県立ミュージアムや広島県立美術館などでは、ほとんどが、1月2日からの開館に踏み切っています。 これに対して、岡山カルチャーゾーンにある県立美術館は、職員の年末年始の休みを確保するため、年始の開館に踏み切れないでいます。 岡山県立美術館では、今後、年末年始に後楽園と岡山カルチャーゾーンを訪れた人の周遊傾向を分析し、年始の開館日を決めたいとしています。
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