大津・中2自殺:いじめ対策検討委と校長会、現場の意見交換 /滋賀
毎日新聞 2012年12月20日 地方版
大津市の市立中学2年の男子生徒が自殺した問題で19日、市教委のいじめ対策検討委の第7回会合が開かれた。委員長を務める沢村憲次教育長が24日で退任するため、次回からは副委員長の松田哲男教育部長が代理を務める。
会合は非公開で行われた。この日は市立小中校長会の会長、副会長の4人が参加し、いじめ防止と早期対応について学校現場の意見を交わした。市教委によると、現在、市内小中学校の児童と生徒に「いじめについて相談しやすいのは誰か」などと問うアンケートを実施しており、約2000人からの回答が見込まれるという。来月の第8回会合でこの回答を踏まえながら、対応策を講じていく。【前本麻有】