■日本初!シーラカンス常設展示場 2011年12月オープン
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沼津港深海水族館は、1階が深海をテーマとした水族館で約300種を展示します。
2階には、冷凍2体・はく製3体のシーラカンスを展示します。
約70年前、アフリカ・コモロ諸島で発見されたシーラカンスは生きた化石と呼ばれ、世界中に衝撃を与えました。鎧のように固いウロコ、手足のように動くヒレ、3億5000年前と変わらぬ姿で、なんと!生き続けていたのです。
その後、日本から「シーラカンス学術調査隊」が1980年代にアフリカ・コモロ諸島へ調査へ行き、捕獲されて日本に持ち込まれた5体を今回展示することになりました。
シーラカンスは1991年にワシントン条約での規定がそれまでの第II種から第I種に格上げされ、国際商業取引が全面的にに禁止されました。今回展示される5体に関しては、ワシントン条約に規制される前に日本に持ち込まれているため、登録証が発行されています。
日本一深い駿河湾の生き物たちと深海の王様シーラカンスをテーマに、深海や海の環境について学べる施設として12月10日にオープンします。
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■館 長 (有)ブルーコーナー 石垣 幸二
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世界170館の水族館に生物を納入。各テレビ番組を監修・出演。
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■副館長 安永 正
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元サンシャイン国際水族館館長。横浜よしもとおもしろ水族館監修。
「動物奇想天外」「世界遺産」などのテレビ番組監修。
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【基本理念】
日本一の代名詞とも言える「富士山」を擁する静岡県において、そのスケールにおいて決して引けをとらない「日本一」が存在することをご存じでしょうか。最深部2500m、豊富な海洋資源と今もなお謎のベールに包まれた深海の生き物たち・・・。それが「日本一深い湾、駿河湾」です。深海は、大気中の二酸化炭素を吸収する最大の場所であることから、地球の「沈黙の臓器」とも呼ばれ、普段目にすることのない「深海」について学ぶことは、未来の地球環境を考える上で大変重要な意味を持っています。又、駿河湾には、ラブカ・メガマウスなど、古代よりその姿をかえず、「生きた化石」と呼ばれる深海魚も数多く生息しています。まだ他にも発見されずに生きている古代生物がいるかもしれません。文明という名の下に、地球環境を変えてまで現在の生活環境を保持している人間に対し、深海に身を潜め、何億年も前からその姿を変えずに生きる生物たちの姿は、「進化とは何か」「生命とは何か」について学べる貴重な機会になるはずです。「生きた化石」と言えば、世界的に有名なシーラカンスが存在します。その生態もさることながら、このシーラカンスを常設し、直接目に出来る施設は日本中どこにも存在していません。3億5千万年の間、姿・形を変えずに生き続けてきた深海の王様、歴史の証人シーラカンスが未来の深海の環境に大いなるメッセージを放ちます。シーラカンスが駿河湾の深海にいるかもしれない・・・そんな夢も抱かせてくれることでしょう。また、日本で唯一の深海魚専門の水族館として、世界中の希少な深海生物や駿河湾の生物を展示します。環境をテーマにした水槽やサンゴの養殖などにも挑戦します。「日本一の駿河湾」を広く知らしめ、地域に誇れる財産として確立すると共に、深海の持つ無限の可能性を引き出し、地球環境や生命への提言を行ってまいりたいと考えています。
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★沼津港深海水族館
オープニングスタッフ募集
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