林農水相、農水省へのサイバー攻撃受け有識者などによる調査指示
林農水相は、農林水産省へのサイバー攻撃で「情報が外部に流出した可能性もある」として、有識者などによる調査に乗り出すことを明らかにした。
農水省のパソコンがサイバー攻撃を受け、TPP(環太平洋経済連携協定)に関する文書などが流出した疑いが出ていることを受け、林農水相は、8日の閣議後の会見で、情報の流出があったかどうかなどを調査するよう指示したことを明らかにした。
林農水相は「事務方からは、(情報)流出の可能性が低いということがあったわけだが、流出した可能性もあり得るという判断を私は持っているので、そういう前提で、きちっと調査をすることになる」と述べた。
林農水相は、外部の有識者や副大臣などによる調査委員会を設置する方針で、「なるべく早く調査結果を出したい」としている。