ニュース詳細
交通事故死者4411人 12年連続減少1月4日 11時20分
K10045770311_1301041223_1301041224.mp4
去年1年間に交通事故で死亡した人は全国で4411人と12年連続で減少し、61年ぶりに4500人を下回りました。
警察庁のまとめによりますと、去年1年間に交通事故で死亡した人は全国で4411人で、前の年より201人、率にして4.4%減り、12年連続の減少となりました。
交通事故による年間の死者数が4500人を下回ったのは昭和26年以来、61年ぶりで、死者数が最も多かった昭和45年の1万6765人に比べると4分の1近くにまで減りました。
都道府県別の死者数は、愛知県が最も多く235人、次いで北海道と埼玉県が200人、東京都が183人となっています。
逆に最も少なかったのは鳥取県の30人で、26の都府県で前の年より減少しました。
また飲酒運転による死亡事故は252件と、記録が残っている平成2年以降で最も少なくなりました。
一方、死者のうち65歳以上の高齢者は2264人と前の年より2人増え、全体に占める割合も51%と最も高くなっており、警察庁は「運転者を含む高齢者向けの交通安全教室など、高齢者の事故防止対策を引き続き重点的に進めていきたい」としています。
[関連ニュース]
[関連リンク] |
|