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東電「福島復興本社」が業務開始
1月4日 11時54分

東電「福島復興本社」が業務開始
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東京電力が福島第一原発の事故に伴う対応を強化するために設置した「福島復興本社」の業務が4日から始まり、復興本社の代表を務める東京電力の副社長が「被災した人たちの気持ちを常に忘れず、ふるさとに戻れるよう全力を挙げることを誓う」とあいさつしました。

復興本社の開所式は、原発事故の収束作業の拠点で、福島復興本社の本部となる福島県楢葉町の「Jヴィレッジ」で行われ、配属された社員など80人が出席しました。
式では、復興本社の代表を務める石崎芳行副社長が「被災した人たちの気持ちを常に忘れず、このすばらしいふるさとに戻れるよう、全力を挙げることを誓う」とあいさつしました。
福島復興本社は、損害賠償や除染を巡る現場での対応が遅いという声を受けて、賠償の審査業務など本店機能の一部を福島県内に移す形で設置されました。
東京電力は、今年中に新たに500人を本店などから福島県内に異動させ、合わせて4000人を超える社員を復興本社に配置する計画です。
式のあと石崎代表は「ことばよりも行動で示したい。私自身が多くの人の話を直接聞くことで何が足りないのか、私たちにできることは何かを考え、即断即決でスピード感をもってやっていきたい」と述べました。

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