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俳優の佐藤允さんが死去1月8日 16時35分
映画「独立愚連隊」などに出演し、迫力ある演技で知られた俳優の佐藤允さんが先月、急性肺炎のため、横浜市内の病院で亡くなりました。
78歳でした。
佐藤さんは佐賀県の出身で、昭和28年に俳優座の養成所に入り、昭和31年に映画「不良少年」でデビューしました。
昭和34年、岡本喜八監督の「独立愚連隊」で主役の座をつかみ、太平洋戦争末期の中国を舞台に大暴れをする脱走兵を演じて話題となりました。
その後も、黒澤明監督の「隠し砦の三悪人」や、今村昌平監督の「うなぎ」などの作品に次々と出演し、日本人離れした風ぼうを生かした迫力ある演技で知られました。
また、NHKの大河ドラマ「新・平家物語」や「元禄繚乱」など、数多くのテレビドラマでも活躍しました。
佐藤さんは去年2月、自宅の近くで転倒して入院して以来、闘病生活を続けていましたが、先月6日、急性肺炎のため亡くなったということです。
葬儀は、近親者のみで営まれたということです。
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