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釣り船の小学生ら 一酸化炭素中毒に1月3日 13時48分
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3日朝、山梨県の山中湖で外部と仕切られた構造の船に乗ってわかさぎ釣りをしていた小学生を含む4人が、一酸化炭素中毒などで病院に運ばれました。
いずれも症状は軽いということですが、同じ形の船では、先月も小学生が一酸化炭素中毒になる事故が起きていて、警察が原因を調べています。
3日午前8時前、山中湖でわかさぎ釣りの船に乗っていた29人のうち、4人が「具合が悪い」と訴え、病院で手当てを受けました。このうち小学4年生で10歳の女の子2人と、中学2年生で14歳の男子生徒の合わせて3人がこれまでに一酸化炭素中毒と診断されましたが、いずれも症状は軽いということです。
警察によりますと、4人は午前7時ごろから、屋根や窓で外部と仕切られた構造のドーム船と呼ばれる釣り船に乗っていたということです。
船の中には灯油のファンヒーターが1台あって、船の関係者は「出港するときに切っていた」と話しているということで、警察が原因を調べています。
山中湖では、先月24日にも同じ形の船でわかさぎ釣りをしていた小学生3人が一酸化炭素中毒になり、地元の漁協は、船が湖に出たあとは、ファンヒーターの使用を控えることなどを通達していました。
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