都内で餅で窒息死４人 注意呼びかけ

1月3日 19時58分

３日午後、東京・杉並区で７１歳の男性が自宅で餅をのどに詰まらせて死亡しました。
東京都内で、元日から３日までに、餅による窒息事故で合わせて４人が死亡し、東京消防庁は注意を呼びかけています。

東京消防庁によりますと、３日午後０時４０分ごろ、東京・杉並区で７１歳の男性が自宅で餅をのどに詰まらせたと通報がありました。男性は病院に運ばれましたが、まもなく死亡しました。
東京都内では２日も港区で、７８歳の男性が餅をのどに詰まらせて亡くなるなど、元日から３日午後４時までに合わせて２２人が救急車で病院に運ばれ、このうち４人が死亡しました。
とくに高齢者が病院に運ばれるケースが相次いでいるということです。
東京消防庁は餅を小さく切ったうえで、ゆっくりかんで食べることや、万が一のどに詰まらせた場合は、背中を強くたたいて吐き出させるなど、窒息事故を防ぐためのポイントをホームページに掲載して注意を呼びかけています。