仙台市太白区の八木山動物公園で３日、正月開園イベントがあり、動物へのおやつやりなどが行われた。爬虫（はちゅう）類館では、今年の干支（えと）にちなみヘビ（アオダイショウ）３匹との触れ合いが行われ、子供らが手に持ったり首に巻き付けたりしていた。

　父と妹と来ていた同区の伊藤哲くん（５）は「ヘビは気持ち悪かったけど、怖くなかった」と話した。栗原市から家族で来ていた遊佐星羅ちゃん（３）は同い年（３歳）のヘビに全く動じずに「かわいい。飼いたい」と話したが、母で会社員の静さん（２５）の方が娘と対照的に「飼いたくない。触ったけど絶対無理」と、こわ張った表情で娘の要求を拒んでいた。【三浦研吾】