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防災胸に 放水の列 東北各地で消防出初め式
 | ことし1年の防災を願い、勢いよく一斉に放水された |
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新春恒例の消防出初め式が6日、東北各地で行われた。東日本大震災の被災地では犠牲者の冥福を祈り、防災への決意を新たにした。 仙台市消防出初め式は同市青葉区の勾当台公園市民広場であり、消防関係者約1100人が参加した。冷たい風が吹く中、伝統のはしご乗りや救助訓練を披露。はしご車やポンプ車など21台による一斉放水で巨大な水のスクリーンが現れ、市民から歓声が上がった。 大震災で団員51人が犠牲となった陸前高田市消防団は震災後初めて、出初め式を行った。市内行進後、中学体育館での式典で黙とうし、代表が「復旧復興に向けて精進していきたい」と誓った。
2013年01月07日月曜日
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