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シャキョウマンさらば! 富谷のご当地ヒーロー任務完了

クリスマスイベントに登場し、ポーズを決めるシャキョウマン

 宮城県富谷町の活性化を目的に結成されたご当地ヒーロー戦隊「富谷応援隊 シャキョウマン」が、3年間の任務を終えた。富谷の子どもたちに元気と勇気を与え、親しまれてきた。来春にはニューヒーローが登場し、富谷をさらに盛り上げる。

 富谷町社会福祉協議会が考案したシャキョウマンは、2009年秋に結成された。名称は町社協から取った。レッド、ブルー、イエロー、グリーン、ピンクの5隊員が町内の祭りや各種イベントに登場し、盛り上げ役を演じてきた。
 マスクは町社協職員の手作り。痛みが激しく、テープなどで補修してしのいできたが、使い続けるのが難しくなった。
 シャキョウマンの最後の任務地は、町内の商業施設。地元のリサイクル業者「富谷環境」が22日、町社協から借りてクリスマスじゃんけん大会を開いた。
 ピンクを除く4隊員が登場、じゃんけんで勝った子どもにお菓子をプレゼントした。引退を前に、任務を振り返ったブルーは「地域の子どもたちに夢を与えることができた」と話した。
 新たなヒーロー戦隊は、富谷環境が来年5月にも結成する。デザインを一新し、シャキョウマンの精神を受け継いで地域のイベントに積極的に参加する。新ヒーローの「司令官」役となる堀籠太一理事長は「環境について子どもに伝えられるヒーローにしたい」と話している。


2012年12月26日水曜日


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