2002年08月22日
インターネットリサーチの株式会社マクロミル(本社:東京都渋谷区、社長:杉本哲哉)では、2002年08月09日(金)〜2002年08月12日(月)の期間、インターネットにより、関東・関西地方の10代〜20代の女性519名に対して、「カフェに関するアンケート」を実施いたしました。
調査方法 : インターネットリサーチ
調査対象 :
マクロミルのモニタ会員
※関東地方(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、群馬県、栃木県)
※関西地方(大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県、滋賀県、三重県)
※月に1回以上カフェ(喫茶店を含む)を利用している10代〜20代の女性
有効回答数 : 519サンプル
調査日時 : 2002年08月9日(金)〜2002年08月12日(月)
調査機関 : 株式会社マクロミル
-カフェの利用頻度を尋ねたところ、半数近くの人が「週に1回以上」利用している。
-カフェの利用状況を尋ねたところ、半数近くの人が「以前より利用が増えた」と回答した。一方、「以前より利用が減った」は1割強と、「以前より増えた」に比べ低めの結果となった。
-カフェの利用人数は、「2、3人での利用」が7割強を占めている。カフェの利用人数を関東と関西に分けて見てみると、関東地方では「1人で行く」という人が関西地方よりも10ポイント以上も多く、28%であった。逆に、関西地方では「2、3人で行く」という人が8割を占め、関東地方よりも、10ポイント多かった。
-カフェの利用シーンを尋ねたところ、「くつろぎ、休憩の場」と答える人が他の項目に比べ、圧倒的に多かった。また、「会話の場」が「飲食をする場」を上回った。
-カフェの選択時に重視するものを尋ねたところ、「ドリンクの充実」、「価格」を重視する人が7割いた。しかし、「親しみやすさ・入りやすさ」を選択した人も約6割存在し、商品面と雰囲気の両方を兼ね備えることがカフェの必須条件になると思われる。
さらに、カフェ選択時の重視点を関東、関西で比較してみると、関東、関西とも、「価格を重視する」人は約7割にも上った。関東は関西に比べて「ドリンクの充実」「喫煙席・禁煙席がある」ことを重視している人の数が多かった。逆に関西は関東に比べて「親しみやすさ」、「外観・インテリア」、「溜まり場である」、「雑誌・新聞等がある」などを重視している人が多かった。
関東は関西に比べ「飲食をするのに適した場所」、関西は関東に比べ「会話をするのに適した場所」を求めている傾向が伺える。
-これからのカフェに求める物を尋ねたところ、「価格の低下」が6割で「ドリンクの充実」を上回った。また、「親しみやすさ、入りやすさ」を求めることも、カフェにとっては重要なようである。
上記を地方別に比較してみると、「親しみやすさ」、「よりおしゃれになる」という項目に関しては関西地方が10ポイント前後上回っていた。
さらに、カフェの利用が以前より増えた人と、以前より減った人で比較してみた。以前よりも増えた人は「ドリンクの充実」、「フードの充実」が、以前より減った人よりも10ポイント以上も上回った。一方、以前より減った人は「店員の接客のよさ」、「親しみやすさ」が、以前より増えた人より10ポイント上回った。
-大手チェーン店派(「ほとんど大手チェーン店しか利用しない」+「大手チェーンを利用する方が多い」)は56%を占めたのに対して、個人経営店派(「ほとんど個人経営店しか利用しない」+「個人経営店を利用する方が多い」)は8%に過ぎなかった。
また、関東地方と関西地方で比較してみた。 関西地方では「どちらも同じくらい利用する」が51%と、関東地方の29%に比べ、圧倒的に高い。
-誰かと会話するとき、カフェとファーストフード店のどちらを利用してみたいか尋ねてみた。ファーストフード派(「ほとんどファーストフード店しか利用しない」+「ファーストフード店を利用する方が多い」)が29%に対して、カフェ派(「ほとんどカフェしか利用しない」+「カフェを利用する方が多い」)は 42%を占めた。
-カフェにあったらいいと思う機能については、「備え付けのPCでインターネット利用」が最も高くなっている。しかしながら、本調査はインターネットユーザーに対する調査のため、実態より高くなっていると推測できる。次いで高いのは「本屋併設」44%、「携帯電話の充電」39%となっている。本屋併設は海外でも実践しているので、期待が高まるところである。
株式会社マクロミル 担当:大野
TEL:03-6716-0707 FAX:03-6716-0701 E-mail:press@macromill.com
マクロミルのネットリサーチに関する詳しい資料をお送りします。