政伸「今は悪女はしんどい！！」　ドロ沼離婚後初登場で本音ポロリ

　女優仲間由紀恵（３３）主演で８日スタートするフジテレビ系連ドラ「サキ」（関西テレビ制作、火曜午後１０時）の制作発表が７日、東京・砧の東京メディアシティで行われ、離婚裁判で話題を集めた俳優の高嶋政伸（４６）が「悪女論」を語った。

　本作は１１年の「美しい隣人」に続き仲間がミステリアスな悪女・サキを演じ、その魔性で男たちを狂わせていく。昨年１１月に元タレント美元（３３）と離婚が成立してから初の公の場となる高嶋は、悪女の定義を問われると「自分自身のことをみじんも悪女と思っていない人が悪女なんだと思います。自分は天使だと思っていて、人がどう思おうと終生変わらない」ときっぱりと語った。

　１年９カ月に及んだドロ沼裁判を思い出させる言葉に、会場からは遠慮気味の笑い声が漏れた。しかし司会者が「力がこもってますね。悪女は好きですか？」と重ねて尋ねると、高嶋は「前は好きだったけど…、最近ちょっとしんどいかな」と吹っ切れたようにコメント。これには爆笑が起こった。

　裁判中には体調不良も伝えられたが、報道陣の「体調は万全ですか？」との問い掛けに、右手でＯＫサインをつくって「大丈夫です！」。「今年は心機一転ですね」との呼びかけには「はい、心機一転です！」と明るい声で答えた。

　会見は他に三浦翔平（２４）、内田有紀（３７）、萩原聖人（４１）らが出席した。主題歌は東方神起の「Ｃａｔｃｈ　Ｍｅ−Ｉｆ　ｙｏｕ　ｗａｎｎａ−」、オープニング曲はＡＫＢ４８の高橋みなみ（２１）のソロデビュー曲「Ｊａｎｅ　Ｄｏｅ」。

　「私とは全然違う、とても怖い女性」と役柄を語る仲間だが、会見中に三浦に「渡部篤郎さんのモノマネが上手。言うとやってくれるんですよ」とムチャ振りするなど、悪女キャラが板についてきた様子。「サキにいじわる心が影響されているのかもしれません」といたずらっぽく笑った。男性への悪女対策のアドバイスを求められると、「心にスッと入って、相手が振り向いたら引いてしまう。そんなくすぐられ方をしたら、気をつけた方がいいですよ」と話していた。