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節電 スケートリンクも工夫
7日から道内の節電時間帯が拡大されたのに伴い、釧路市のスケートリンクではリンクの氷を冷やす機械の稼働を抑えて、電力消費を抑える取り組みを行っています。道内では、この冬、平成22年度に比べて7%以上の節電が求められており、電力需要が高まる、これからの時期は一層の節電が必要だとして、これまで午後4時から9時までだった節電時間帯が、1月7日から3月1日までの平日は午前8時から午後9時までに延長されました。
釧路市鳥取大通の釧路アイスアリーナでは、リンクの氷を冷やす機械の設定温度を通常より0.5度高くして、電力消費の節約に取り組んでいます。
これによって8%程度の節電ができ、氷は若干柔らかくなりますが、滑るのに支障はないということです。
スケートリンクを管理している釧路市スポーツ振興財団の吉田直司さんは「利用者が多い時期だが、可能なかぎり、節電には協力していきたい」と話していました。
01月08日 06時42分