NHK北海道のニュース 札幌放送局
道が節電方法パンフレット配布
道内での節電の要請時間が7日から拡大され、本格的な節電の冬を迎えたのにあわせて、道では道内すべての世帯に具体的な節電の方法を示したパンフレットなどを配布して、節電へ協力を呼びかけることにしています。
道内では、冬場の電力需要の4割を家庭が占めることから、道では、平成22年度の冬に比べて7%以上という目標を達成するためには、家庭での節電がより重要になるとしています。
このため、道では、道内およそ250万世帯すべてに具体的な節電の方法を示した広報誌やパンフレットを配布して、節電への協力を呼びかけることにしています。
不要な照明を消すことで6%の削減、テレビの明るさを下げることなどで3%の削減、冷蔵庫の温度設定を中から弱にすることなどで2%の削減になるなど、電気製品ごとに節約できる電力と電気代もわかるようになっています。
ただ、暖房については温度設定の目安を20度とし、重ね着することなどを勧める一方で、体調を崩さないよう無理のない範囲で行うよう呼びかけています。
道では、これらを今週から順次、配布していく予定です。
01月07日 18時08分