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DeNA・中畑清監督(59)が、仕事始めとなった7日、横浜市内の球団事務所で、今季のテーマに「勝」を掲げた。昨年12月に仁美夫人を亡くし、約1か月ぶりとなる公の場で大きな筆で書き初めに臨み、力強く「勝」の字を記した。「どんなことをやっても、この世界は勝たなきゃいけない。勝つ、勝つ! 試合に勝つ! 己に勝つ!」。球団職員約100人への年頭あいさつで「勝つ」を18度繰り返した。1994年の「10・8決戦」で「勝つ!」と猛ゲキを飛ばした長嶋監督をほうふつとさせるスピーチだった。
今季は中日から加入したブランコを4番、ラミレスを5番に起用することを示唆。ソトやソーサが加わった投手陣も強力で、指揮官は大きな手応えを感じている。「1球団から3人の助っ人を横取りしたという、卑怯(ひきょう)な手を使いました」と笑わせたが「シンプルに勝ちたい。邪魔がいたら、今年はどんどん切ります」ときっぱり。勝利への執念を見せない選手は徹底的に排除する。
一番勝ちたい相手は巨人だ。昨年は4勝17敗3分けと完敗。「昨年(東京)ドームで1勝もできなかった屈辱は忘れない。あらためて巨人ファンから嫌われる男になりたいのよ。去年は応援されちゃったもん、オレ。巨人を苦しめることができれば間違いなく浮上できる」。自分への「喝」を「勝」に変えられるか。
◆「10・8決戦」 94年10月8日に長嶋監督率いる巨人と高木監督の中日が、ナゴヤ球場で史上初の「同率首位チーム同士による最終戦での優勝決定戦」を戦った。試合前のミーティングでミスターが「俺たちは勝つ! 勝つ! 勝つ!」と猛ゲキ。試合は巨人が槙原―斎藤―桑田の必勝リレーで中日を下し、長嶋監督復帰後初の優勝を飾った。
(2013年1月8日06時00分 スポーツ報知)
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