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巨人・渡辺恒雄球団会長(読売新聞グループ本社会長・主筆=86)が7日、都内のホテルで取材に応じ、昨年12月28日に現役引退を表明した松井秀喜氏(38)に次期監督就任を打診する考えがあることを明かした。松井の帰国後に直接会談することを改めて認め、その席で原辰徳監督(54)のもとでヘッドコーチとして帝王学を学んだ後、指揮官となるプランを持ちかけるつもりだ。
取り囲んだ報道陣の前で足を止めた渡辺会長は、松井氏のことを聞かれ、うれしそうに言った。「早く(日本に)帰ってきて、巨人に戻ってきてもらって。まあ、原君のあとをね、多少コーチなどもやってもらうけども、いずれ大監督になってもらいたい。それはみんな望んでることだ。おそらく野球ファン全部が望んでるんじゃないかね」と、将来の監督就任について語った。
現役引退を表明した直後から、読売グループは松井氏の巨人復帰へ、全力で受け入れ態勢を整える覚悟だった。先月28日、巨人の白石興二郎オーナー(66)が「もし、ジャイアンツのユニホームを着て、指導者として後進の育成に努力したいのであれば、我々としては大歓迎。それは私も(主筆の)渡辺も一致しています」と話しており、グループのトップが改めて松井待望論を口にした。
直接会談では、会長自ら、早ければ来オフのコーチ入閣、そして将来の監督就任を要請する。「松井君がやってくれたら、そのあとは高橋由伸君とか色々いるけども、今、原君のあとを継ぐってのはいないんだよ。そのあとは松井君が最適だよね。ま、松井君の方がどう考えるかだ。(日本に)帰ってきたら会うから。会って頼む」。あくまで本人の意向を尊重する考えだ。
入閣してすぐ指揮官になるわけではない。「ヘッドコーチか何かやってね。だって彼はバッターだから。ピッチャーをどうするか、そのへんを色々研究してもらわないかん。(投手起用とか?)そうだね」と同会長。巨人監督9年間で5度のリーグ優勝と3度の日本一、さらに09年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンを世界一に導いた原監督のもとで帝王学を学ばせ、その後、監督に就任する青写真を描く。具体的な就任年などには触れなかったが、40代前半での就任は十分ありそうだ。過去には川上哲治氏や長嶋茂雄氏(巨人軍終身名誉監督)が、40歳前後で就任している。
今後の進展は、松井氏が帰国後、渡辺会長との直接会談で自身の考えを伝えてからになる。日米の野球ファンを魅了した男が監督として巨人に復帰すれば、球界がいっそう活気づくのは間違いない。
(2013年1月8日06時01分 スポーツ報知)
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