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沢村 ついに体重100キロ到達 ダル見習い肉体改造

ついに体重100キロの大台に達したことを明かした巨人・沢村
ついに体重100キロの大台に達したことを明かした巨人・沢村
Photo By スポニチ

 巨人・沢村拓一投手(24)が7日、自主トレ地のグアムで始動。イベント出席のため本隊より1日遅れで前日にグアム入りした沢村は、体重が100キロの大台に達したことを明かした。

 「100キロになりました。特に重くは感じない。去年は無理して食べていたので太く見られましたが、今は自然に増えています」

 ルーキーイヤーの11年シーズン終了後から本格的な肉体改造に取り組んできた。1日8食の過酷な食事摂取などを経て、昨季開幕前には7キロ増の97キロまで体重を増やした。夏場に93キロまで落ち込むこともあったが、ベスト体重だった96キロ前後をキープ。今オフも都内のジムなどでトレーニングを積むことで、ついに大台に乗せた。グアム合流初日から気温34度の炎天下で計6キロ以上走り込むなど厳しいメニューを消化したが「いい練習ができました。12月からトレーニングもキャッチボールもやってきたので」と自信を示した。

 貪欲に筋肥大を図る上で、一つの目標はレンジャーズ・ダルビッシュだ。11年11月に都内ジムで合同トレーニングを行い、刺激を受けた。そのダルビッシュは10年オフに体重を90キロから10キロ以上も増量。常時150キロ台の直球に磨きをかけて、大リーグでも活躍する大投手に上り詰めた。以前は投手の過剰な筋力トレはタブー視されたこともあったが、肉体改造の成功を結果で示したダルビッシュに続くつもりだ。

 昨季までは走者がいない場面でもセットポジションで投球してきたが、この日はノーワインドアップも試した。少しでも進化するために創意工夫を続けている。「練習は全部自分に返ってくるもの」。侍ジャパン候補にも名を連ねる沢村の視線は、5年後、10年後をも見据えている。

 ≪主な日本人の重量投手≫

 ☆宮城弘明 横浜商では甲子園で活躍。1メートル93、98キロの巨体から「ジャンボ」の愛称で親しまれた。81〜87年ヤクルトでプレーも未勝利。

 ☆野茂英雄 大リーグ時代の主な登録体重は100キロ(1メートル88)。大きな尻を打者に向ける「トルネード投法」で三振の山を築いた。

 ☆伊良部秀輝 阪神で日本復帰した時は108キロ(1メートル93)。ロッテ時代には当時の日本最高球速158キロをマーク。

 ☆中込伸 阪神時代の後半は104キロ(1メートル83)。通算41勝を挙げ、台湾でもプレー。

 ☆ダルビッシュ有 日本ハム最終年の11年は登録98キロ(1メートル96)も、体重増に取り組み100キロに乗せた。

[ 2013年1月8日 06:00 ]

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