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井岡、3階級制覇に意欲 2012年MVPも「通過点」

11戦目で2階級制覇を達成した井岡一翔
大みそかに、日本人最短11戦目での2階級制覇を達成し、右腕にキスする井岡一翔
Photo By スポニチ

 納得の2冠だ。ボクシングの2012年プロ・アマ表彰選考会が7日、都内であり、最優秀選手賞(MVP)に井岡一翔(23=井岡)を選んだ。年間最高試合には八重樫東(大橋)とのWBC&WBA世界ミニマム級王座統一戦が選ばれ、ともに初めての受賞。さらなる飛躍を誓う一翔は年内の3階級制覇進出に意欲をみせた。

 日本ボクシング界のエースにふさわしい栄誉が与えられた。一翔が初めてMVPを獲得。昨年は6月に八重樫との激しい“どつき合い”を制して国内初の複数団体統一、大みそかに国内最速11戦目で2階級制覇を達成した。正月休暇を過ごす海外で吉報を受けた本人はジムを通じて「このような賞をいただき、大変うれしく光栄に思います」と喜びのコメントを寄せた。

 年間表彰では興国高時代の05年にアマ新鋭賞、プロ転向した09年に新鋭賞、WBC世界ミニマム級王座を獲り、2度防衛した11年に殊勲賞を受賞。向上心にあふれる若きエリートは満足せず、昨年1月25日の授賞式で「MVPをもらえるような試合をしたい」と宣言。その“公約”を見事に果たしたわけだ。

 おじの弘樹会長(43)は18歳9カ月の国内最年少記録で世界奪取した87年にMVP受賞。小さい頃から憧れたおじに並ぶ栄誉を受けても立ち止まらない。

 「これも通過点とし、今年はライトフライ級王座を防衛、フライ級で3階級制覇も狙っていきたい」

 当面は現在保持するWBA世界ライトフライ級王座の防衛に照準を合わせ、10日にも練習再開。さらにおじが苦闘を重ね、成し遂げられなかった3階級制覇も見据える。「今後も試合を通じてボクシング界の発展に貢献し、日本中に元気を与えられるように頑張ります」。13年もカズトは走り続ける。

[ 2013年1月8日 06:00 ]

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