フジ系ドラマ「サキ」の制作発表に出席した(左から)庄野崎謙、萩原聖人、高嶋政伸、仲間由紀恵、三浦翔平、内田有紀、石黒英雄。高嶋は悪女・仲間に翻弄される=東京・世田谷区【拡大】
ドラマは一昨年1月期に同局系で放送された「美しい隣人」に登場した沙希と同一人物のサキ(仲間)が主人公。美貌と優しさで男たちの心の中に入り込み、自らの手を汚さずに陥れていく。
仲間は「サキを悪女とは思っていません」と役をかばいながらも、「どこから出てきているのかわからないくらい、お金を持っているように見える(不思議な)女性。私とは全然違う女性ですが、ハッと驚いてもらえるドラマにしたいです」と意気込んだ。
劇中でサキのターゲットとなる男の一人が、美元との離婚成立後、初のドラマ出演となる高嶋だ。
サキが看護師として働く病院の理事長を演じ、役作りのために生やした口ひげをたくわえて登場。私生活では1年9カ月に及んだ泥沼離婚裁判を経験したが、劇中でも女性に翻弄される。
「悪女の定義」を聞かれると、声を張り上げて「自分自身をみじんも悪女と思っていない人が悪女なんです。自分を天使だと思っている。人がどう思おうと終生変わらない。ブレません。正真正銘の悪女は!」と、具体的に言及こそなかったものの、実感がこもったような口調で熱弁。
さらに、司会者に「悪女は好きですか?」と問われると、「んー、前は好きだったけど最近はしんどいかな」と自虐ネタのように笑いを誘った。
離婚裁判中は「芸能生活をなげうってでも離婚したい」と主張。ストレスでの体調不良も取りざたされたが、報道陣に声をかけられると「はい、万全です。心機一転です」と手を挙げて笑顔を見せていた。
(紙面から)