全日本プロレスの新春シリーズが2日、東京・後楽園ホールで開幕した。2013年のスローガンを「攻め」と掲げていた全日プロは、さっそく“狂乱の貴公子”リック・フレアーの参戦を正式発表。26日の大田区総合体育館大会で、武藤敬司との日米ドリームタッグの結成が浮上した。
経営体制を強化し、テーマを「攻め」と定めていた全日プロが、宣言通りに新年最初のビッグマッチ・大田区決戦に大物戦士の特別参戦を発表した。フレアーだ。
場内のビジョンでアナウンスされると、観客はフレアーの決めゼリフ「Woooo!!」を合唱。レジェンドの全日マット参戦を大歓迎した。全日プロでは40周年イヤーだった昨年、武藤とゆかりのあるケビン・ナッシュやスコット・ノートン、ビッグバン・ベイダーがゲスト参戦。ナッシュを上陸させた9月から武藤はフレアーの名前を挙げ、新年を迎えてついに合意に達した。
フレアーの日本参戦は2008年2月のWWE・日本武道館大会以来、約5年ぶりとなる。フレアーの全日マット登場は大田区大会限定だが、息子のリード・フレアーは12日の静岡・浜松大会からシリーズに合流する見込みだ。
WCWマットでグレート・ムタとして一大抗争を繰り広げた武藤は、新日マットでも名勝負を生んだ。武藤にとってフレアーは互いを尊敬し合う間柄で「半分趣味、半分仕事でやってきた『俺たちの時代を見せつけてやろうぜ』の最終章。過去の実績は、俺でもどのレスラーでも抜けない。組むか戦うか? どっちでもOKだ」と腕をぶした。
武藤はこれまで招へいしたレジェンドとタッグを組んでおり、フレアーともコンビを結成する公算が高い。両者の必殺技・足4の字固めの豪華競演を見越してか、この日の6人タッグ戦に出場した武藤は、切れ味を確かめるように足4の字を繰り出した。
最後に「今年の全日本は新しい者も来そうな予感をさせる。すごくいい流れになる」と意味深な言葉も残した武藤。全日プロの攻勢は始まったばかりだ。
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