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ゆがんだ小児性愛 新更生プログラムに期待
2013.1.7 22:36
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法務省は昨年末、性犯罪の受刑者らを対象に、18年から導入した心理学に基づく性犯罪者更生プログラムの検証結果を公表。面談やグループワークを通じて感情をコントロールする方法などを身につけさせるもので、再犯率は受講者が12・8%と、非受講者(15・4%)よりやや低かったものの「効果は実証できなかった」(同省)。
藤岡教授は「法務省のプログラムは性衝動を避けようとするもの。禁止されるほどかえってそのことばかりを考えて実生活が先細りになる」と指摘。府のプログラムでは、生活に目標を設定、達成して充実感を持たせるためのポジティブな思考トレーニングを取り入れた。
藤岡教授は「たとえ10%でも再犯率が下がれば、多くの被害者が生まれずにすむ」と効果に期待している。
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