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ゆがんだ小児性愛 新更生プログラムに期待

2013.1.7 22:36 (1/2ページ)

 大阪で平成23年に発生した強制わいせつ事件では、被害者の17%が小学生、18歳未満に広げると42%に上り、低年齢層の被害が目立つ。こうした実態を受けて、大阪府は子供への性犯罪を防ぐために、性犯罪の前歴者向けに独自の「更生プログラム」を作成、昨年10月から運用を始めている。加害者を「支援」することで、再犯防止につなげたい考えだ。

 府では昨年、子供への性犯罪前歴者に、居住地などの届け出を全国で初めて義務づけた「府子どもを性犯罪から守る条例」が施行された。更生プログラムはその登録者が受講できるようになっている。

 プログラムの作成に携わった大阪大大学院の藤岡淳子教授(犯罪臨床心理学)は「小児性愛は、思うようにいかないストレスから目覚め、後天的に現れる場合が多い」と話す。典型的なのが働き盛りの世代。仕事などがうまくいかずに激しいストレスを感じたとき、自分より弱い存在の少女を、性的に力尽くで征服したいという衝動がわき起こるケースは少なくない。

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