【北京=林望】米グーグルのシュミット会長とリチャードソン前ニューメキシコ州知事らの一行が7日、平壌に到着した。朝鮮中央通信が伝えた。
リチャードソン氏は出発前、北京空港で記者団に「私的な訪問だ」と強調した上で、「生産的な話し合いをしたい」と述べた。リチャードソン氏によると、北朝鮮で身柄を拘束されている韓国系米国人の解放を求めるほか、核・ミサイル問題などについて北朝鮮側と協議し、10日に北京に戻る予定。北朝鮮では「外交や経済分野の高官と会う」とし、金正恩(キムジョンウン)第1書記との面会は難しいとの見解を示した。
昨年12月の北朝鮮のミサイル発射を受け、オバマ政権は北朝鮮に対する国連安保理の制裁強化を目指している。米政府には、こうした状況下での両氏の訪中が、米国が譲歩するという誤ったサインを送りかねないとの懸念もある。