トップページ社会ニュース一覧人口6年連続減 減少幅過去最大か
ニュース詳細

人口6年連続減 減少幅過去最大か
1月1日 5時23分

人口6年連続減 減少幅過去最大か
K10045450611_1301010636_1301010636.mp4

日本の人口は、去年1年間に生まれた赤ちゃんが戦後、最も少なくなったことなどから、6年連続で減少することが厚生労働省の推計で分かりました。
減少の幅は去年1年間で21万人を超え、過去最大になる見通しです。

厚生労働省の推計によりますと、去年1年間に生まれた赤ちゃんは、103万3000人で、おととしよりおよそ1万8000人減少し、戦後、最も少なくなりました。
一方、亡くなった人は、東日本大震災が起きたおととしよりおよそ8000人少ないものの、戦後2番目に多い124万5000人と推計されています。
その結果、日本の人口は、6年連続で出生数が死亡数を下回る「自然減」となり、減少の幅は21万2000人と過去最大となる見通しです。
また、1人の女性が一生に産む子どもの数を表す「合計特殊出生率」は、おととしの1.39と同じ程度になる可能性が高いということです。
厚生労働省は、「今後も高齢化が進むほか、出産する年齢に当たる女性の人口が減り、生まれる赤ちゃんの増加も見込めないため、日本の人口は減少傾向が強まっていくと予想される」としています。

[関連ニュース]
このページの先頭へ