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北海道 節電要請の時間帯を拡大
1月7日 5時51分

北海道 節電要請の時間帯を拡大

全国で唯一、7%以上という節電の数値目標を掲げた節電要請期間が設けられた北海道では、寒さが本格化し、暖房用の電力需要が増えるのに合わせて、7日から節電の時間帯をこれまでの夕方からを、午前8時からに早め、家庭や企業では節電への一層の対応が求められます。

暖房などで冬場に年間の電力需要のピークがある北海道では、泊原子力発電所の停止の影響などで電力不足が懸念されるとして、先月10日から全国で唯一、7パーセント以上の数値目標を掲げた節電要請期間が設けられ、国や北海道電力は家庭や企業に節電を呼びかけてきました。
寒さが本格化し、家庭などで暖房用の電力需要がさらに増えることから、これまで午後4時から午後9時までだった節電要請の時間帯を、7日から3月1日までの平日は、午前8時から午後9時までになります。
北海道電力によりますと供給力にはまだ余裕があるものの、火力発電所のトラブルなどが重なると電力が不足する懸念が出るということです。
寒さが厳しさを増すなかで北海道内の家庭や企業は今後、およそ2か月にわたって節電への対応を一層求められることになります。

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