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D-03 usen for Cafe Apres-midi

『Free Soul』や『Cafe Apres-midi』などのコンピCDでおなじみの橋本 徹(SUBURBIA)が監修・選曲するライフスタイリング・ミュージックの決定版。橋本 徹はじめ14人の選曲家が幅広いジャンルを横断し、新曲からレア・トラックまで世界中の良質な音楽を1日のタイムラインに合わせてセレクト。カフェやレストランなどのBGMにはもちろん、音楽好きのお客様のホーム・リスニングにもおすすめです。

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タイムテーブル放送
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USEN440

2012 Best Selection
(12月26日~2013年1月13日)

8-1**

V.A.『Haven't We Met? ~ Sparkle Love Songs』

12月26日から2013年1月13日までは毎年恒例となる14人のセレクターによる年間ベスト・セレクションの選曲リレーを一挙放送。スペシャル企画として橋本 徹の2012 Best Selection計11時間の大特集をフィーチャー。もちろんおなじみの個性豊かなセレクター陣による2012 Best Selectionも聴きどころ満載です。2012年の良質な音楽の数々を濃縮したような「usen for Cafe Apres-midi」ならではのベスト選曲をお楽しみください。 また1月14日からは本格的な冬の到来にあわせて、優しい温もりを感じさせるハートウォームでカンファタブルなウィンター選曲が始まりますので、こちらもぜひお楽しみに!

Toru Hashimoto/橋本 徹

8-1

V.A.『ブルー・モノローグ Daylight At Midnight』

2012年は個人的に、コンピレイションCDの制作が年間6枚と、過去20年と比べて激減しました。とはいっても、音楽に惹かれる気持ち、音楽を愛する気持ちが変わることはありません。幸か不幸か、その分「usen for Cafe Apres-midi」の選曲に全力を傾けることができました。自分の音楽への思いの受け皿となってくれた「usen for Cafe Apres-midi」に感謝すると共に、今後も、どなたにも自信をもってお薦めできる音楽放送チャンネルをめざしていきたいと考えています。
年末年始恒例のベスト・セレクションも、そんな一年を振りかえりながら、その営みを凝縮して、充実したプログラムをお届けしたいと考えました。2012年にリリースされた楽曲で、午後10時から翌朝9時までを構成しましたが、この濃い11時間の中に、リスナーの皆さんの新たな発見や喜びがあればと願っています。次クール“2013 winter selection”では、2012年のベスト・リイシュー作も特集しようと思っています。
とはいえ、僕の音楽体験をすべて「usen for Cafe Apres-midi」に反映できるわけではありませんので、参考までに、2012年のマイ・プライヴェイト・ベスト・アルバムを20枚、ここにピックアップしておきます。今回の11時間の選曲リストと併せてどうぞ。2011年のリリースながら、スコット・マシューズやシモン・ダルメも、トップに挙げたポール・ブキャナンと同じくらい愛聴しました。自分にとって、2012年に最も大切だった一枚を挙げるとしたら、『ブルー・モノローグ Daylight At Midnight』です。
Paul Buchanan『Mid Air』
Frank Ocean『Channel Orange』
Anthony Valadez『Just Visiting』
Georgia Anne Muldrow『Seeds』
Flying Lotus『Until The Quiet Comes』
Mala『Mala In Cuba』
Lapalux『When You're Gone』
Andy Stott『Luxury Problems』
IG Culture『Soulful Shanghai』
Traxman『Da Mind Of Traxman』
Antonio Loureiro『So』
Tibless『Afro-Beat-Ado』
Pablo Juarez『Sumergido』
Paolo Fresu & Omar Sosa feat. Jaques Morelenbaum『Alma』
Vinicius Cantuaria『Indio De Apartamento』
Eric Chenaux『Guitar & Voice』
Ombre『Believe You Me』
Tracey Thorn『Tinsel And Lights』
Robert Glasper Experiment『Black Radio』
Jose James『No Beginning No End』


Toru Hashimoito 2012 Best Selection 1  毎日22:00~24:00

ソングリスト

Toru Hashimoito 2012 Best Selection 2  毎日0:00~4:00

ソングリスト

Toru Hashimoito 2012 Best Selection 3  毎日4:00~7:00

ソングリスト

Toru Hashimoito 2012 Best Selection 4  毎日7:00~9:00

ソングリスト

Juri Tominaga/富永珠梨

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Elliott Ranney『An Aging Sailor's Dream』

「usen for Cafe Apres-midi」のセレクターをさせていただくようになってから、今年で丸6年が経ちました。はじめてこの番組の選曲をしたときから、ずっと頭の中で思い描いているイメージがあります。それは、遠く離れた大切な人に手紙を書いているときの情景です(池澤夏樹『きみが住む星』の世界観のような)。移ろう季節の美しさや、何気ない日常の風景、溢れ出す喜びや悲しみを、一枚の絵葉書に綴るようにして選曲を続けてきました。春の陽射しがたゆたうカーテン、遠い夏のフィルムに映るさざ波、いちょう並木越しの夕暮れ、はじまりと終わりを感じさせる白く静かな世界。目に映る美しい風景すべてを絵葉書と音楽にかえて、大切な人に届けられたらどんなに素敵なことだろう。2012年ベスト・セレクションは、季節ごとに届いた美しい絵葉書を、一枚一枚ゆっくり読み返していくような気持ちでセレクトをしました。今年も新旧問わず、たくさんの素晴らしい音楽と出会うことができました。なかでも、ベスト・セレクションに選んだこのアルバムは、イントロのワン・フレーズを聴いた瞬間、一目惚れならぬ一聴惚れしてしまった、私的キラー・チューンなアルバムです。エリオット・レイニー『An Aging Sailor's Dream』。アメリカ人シンガー・ソングライター、エリオット・レイニー、2001年の作品。今年の秋、日本でリイシューされてから、このアルバムの存在を知りました。ケニー・ランキンやマイケル・フランクスを思わせる、穏やかに語りかけるような歌声と、甘美なノスタルジアを感じさせるアコースティック・ギターの響き。遠い記憶の断片が、胸の奥で静かに光り放つような、仄かなセンチメンタルに包まれたラヴ・ソング集です。ジャケットの美しさにも心が震えるほどでした。やさしい雨に包まれた静かな休日には、このアルバムを聴きながら、遠い空の下に住む大切な人に手紙を書きたくなります。2013年も、めぐる季節の美しい音楽をみなさんと共有できたら幸せです。

Juri Tominaga 2012 Best Selection  毎日9:00~10:00

ソングリスト

hirochikano/ヒロチカーノ

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V.A.『Please Please Please: Tribute To The Smiths』

早いもので、今年でなんと11回目となるベスト・セレクション。今年も改めて2012年に選曲した全ての曲をもう一度聴き返しながら、ストレイトに僕の心を動かしたナンバーばかりを厳選しました(今年はいい曲が多くて1時間に絞るのにホント苦労しました……)。
さて序盤は、William Fitzsimmons「Please Please Please Let Me Get What I Want」~Geyster「Ventura Highway」~Lucy Wainwright Roche「America」と、どれも甲乙つけがたい、時代を越えて現代に蘇った傑作カヴァーを3曲続けた後、再発見で改めて心奪われた曲=David Meadの「Last Train Home」等、フォーキーで“Saudosismo”を感じるナンバーから。後は、このチャンネルの選曲において、改めて大切にしたいと思っているこの原点=“カフェ・アプレミディらしさ”を感じる多幸感あふれるSSW~ネオアコ~ブラジリアン~サロン・ジャズの中から、今年出会ったベストなナンバーを時間の許す限り並べてみました。男女の緩い掛け合いが愉しいMichael Kelly Blanchardの「Stupid Sheep」。「ブリージン」とのマッシュアップ・アレンジのアイディアが素晴らしかったJacqui Naylorの「The Surrey With The Fringe On Top」。驚きと感動のアルゼンチンの神童(小学生?)Debora Wehtが唄うジャヴァンの名曲「Flor De Lis」など、今後のクラシックスとなりえるキラー・チューンを続けてどうぞ。そして、ラストを飾る切なすぎるメロディーと唄声がいつまでも心に残ったLizzy Loebの「Living At All」から、インタールードのピアノ・エレクトロニカの秀曲Sphontikの「Jaran Jaran」まで、起承転結の流れの中でそれぞれに濃縮されたベストなナンバーが自然と並びました。
最後に、今年もいい音楽を創ってくれた素晴らしいアーティストへ、その素晴らしい録音を聴かせてくれたレコード・レーベルの関係者へ、そしてこのチャンネルを長きにわたり支えてくれる選曲仲間とリスナーの皆さまへ、心より感謝の意を込めてHappy New Year♪& Happy New Music♪

Hirochikano 2012 Best Selection  毎日10:00~11:00

ソングリスト

Yusuke Watanabe/渡辺裕介

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Gregory Privat『Ki Kote』

皆さま、今年もお世話になりました。今年のベスト・セレクションの選曲は本当に難しかったです。とにかく、素晴らしい作品と出会いすぎましたので、“最高の1時間”をテーマに作りました。 オープニングにふさわしいブラジルのMarcelo Jenesiのソフト・ロックからスタートします。Clara Pontyの21世紀ソフト・ロック。そしてRolf Zuckowskiの奇跡のスウィング・フォーク。Shannon Butcherのミュートなトランペットが印象的なフォーキー・ポップ。Matthieu Boreのラヴリーなピアノ・スウィング・ジャズ。Mrs. ColumboのTribute To Whitney Houstonの気持ちをこめた本気のナイス・スウィング・カヴァー。永遠のアプレミディ・ボサノヴァ Sergio Cammariereの「Inevitabilmente Bossa」は心を綺麗にしてくれます。そしてアジアを代表するタイのMellow Motifの心地よいメロウ・ラテン。ニュー・アルバムも素晴らしいです。スウェーデンを代表するモダン・ジャズ・ヴォーカルAnna Lundqvist Quartet。イェレーヌ・ショグレン「The Real Guitarist In The House」 に匹敵する名曲「I Think」。イギリスのモダン・ジャズ・ヴォーカリストJuliet KellyはSoulⅡSoulの名曲「Back To Life」を軽快なサンバでカヴァー。今年はジプシー音楽に目覚めた年でもありました。その中でもギター・ストロークがネオアコなThe Strong & Silent Typesの「The Good Life」のカヴァー。ジャケットが印象的なフランスの新人ピアニストGregory Privatの美しいピアノが包みこむ心地よい名曲。Kate St.Johnと思うほどのMaddy Hayの哀愁ジャズ・ヴォーカル。この曲は“Apres-minuit”の定番に。お隣韓国のシンガー・ソングライターZitten。Tim Hardinの「It 'll Never Happen Again」に繋げたい。そしてJocelyn Scofieldの大好きなRonettesのカヴァーを。最後は、Indigo Jam Unit のニュー・アルバム『Rebel』より、もっとも美しいピアノの曲で幕を閉じます。まだまだ素晴らしい音楽との出会いを信じて、2013年も素晴らしい音源を掘り下げていきます。

Yusuke Watanabe 2012 Best Selection  毎日11:00~12:00

ソングリスト

Shohei Mitani/三谷昌平

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Joe Barbieri『Respiro』

2012年を振り返ってみて、まず頭に浮かんだのは、ロバート・グラスパーとフライング・ロータスの新作でしたが、ベスト・セレクションとして選曲していくうちに以下のような顔ぶれに落ち着きました。
まず印象的なピアノのフレーズに導かれるミナスの女性シンガー、パウラ・サントーロの「Alegria」、そしてアントニオ・アドルフォの娘として知られるキャロル・サボヤによるイヴァン・リンスのカヴァー「Who Is In Love Here (A Noite)」、アルゼンチン・ネオ・フォルクロリック・ ジャズ界の重要人物、カルロス・アギーレによる美しいナンバー「Con Los Primeros Pajaros De La Manana」、相変わらずステキな歌を届けてくれるジョイスの「Aquelas Cancoes Em Mim」、突如現れたブラジルの女性シンガー、バビ・メンデスによるジャジー・チューン「Grapefruit」、オーストラリア出身のケイト・フラーによるフランキー・ライモン&ザ・ティーンエイジャーズのカヴァー「Why Do Fools Fall In Love」、「イタリアのカエターノ・ヴェローゾ」と称されるナポリ出身のSSW、ジョー・バルビエリによる優しい歌声が印象的なラヴ・ソング「Zenzero E Cannella」、キューバへの愛情に満ちたマテオ・ストーンマンの新作から「Andando por el Malecon」、カナダ出身でパリを拠点に活動するチリー・ゴンザレスの『Solo Piano Ⅱ』より「Kenaston」、ブルー・ナイルのフロントマン、ポール・ブキャナンの初ソロ・アルバムからタイトル曲、ブルックリンをベースに活動するジェシー・マーチャントのソロ・ユニット、JBMの「Crooked Branches」、ブエノスアイレス出身のフロレンシア・オテロによるジョニ・ミッチェルのカヴァー集から「A Case Of You」、ナッシュヴィルのオルタナ・カントリー・バンド、ラムチョップの「If Not I'll Just Die」、ニューオーリンズ出身フランク・オーシャンの傑作アルバムから「Thinkin' Bout You」、スティーリー・ダンのドナルド・フェイゲンの6年半ぶりの新作から「Slinky Thing」と続き、最後はブラジルの大御所、ジャヴァンの5年ぶり、通算21作目から「Ja Nao Somos Dois」。
2013年もたくさんのステキな音楽を皆さまにご紹介できたら、と思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

Shohei Mitani 2012 Best Selection  毎日12:00~13:00

ソングリスト

Keita Takagi/高木慶太

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Elle Gomes『Acoustic Movement』

曲単位なら、Elle Gomesの「Gravity」、アルバム全体で見たときには、School Of Architectureがファーストピック。いずれも第一印象がいつまで経っても色褪せないところが共通する点で、不意打ちにも似た一目惚れというのは音楽にかぎらず尾を引くものである。選曲の幅も奥行きも結局は何をどれだけインプットするかにかかっているのだから、こうした甘い衝撃との出会いは多ければ多いほどいい。
音楽に対してはいつまでもプレイボーイでいようと思わせてくれた一年だった。

Keita Takagi 2012 Best Selection  毎日13:00~14:00

ソングリスト

Yoshiaki Honda/本多義明(usen for Cafe Apres-midiディレクター)

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Heavenly Beat『Faithless』

毎年のことながらベスト・セレクションはとても1時間では収まりそうにない。選曲者のみんなもきっと同じ悩みを持っているのだろうから、来年からは一人2時間にしようかな、なんて考えている。2時間でも足らない人は足らないだろうが……。ちなみに橋本さんは今年のベスト・セレクションを11時間分も選曲する。橋本さんの選曲のソングリストはプリントアウトする方も多いと聞くが、さすがに11時間のリストは長すぎると思う。というわけで時間帯別に4つにソングリストを分けましたので、ぜひ見てください。
さて、2012年のリリースを思い起こしてみると、自分にとっては良質なポップス系の音楽が強く記憶に残った年だった。もちろんジャズやワールド・ミュージックにも素晴らしい作品が多くあったが、周りの評判はよそに、何だかんだでJasmine Kara「Ordinary Joe」やHeavenly Beat「Faithless」などの思い出がある。フックの強い曲だから正直すぐに飽きるかなと思っていたが、自分の中ではまだまだ新鮮でした。他にフックの強い曲と言えば、選曲はしなかったがMaylee Toddの「Hieroglyphics」は、2012年の夏の思い出にやっぱり深く残っている。橋本さんから教えてもらってすぐに7インチをワン・クリックしたっけな~。それから、Peter BroderickやSimon Dalmais、RumerやThe Simple Carnival、Jens LakemanやBeth Ortonといったシンガー・ソングライター、大御所ではポール・マッカートニーがスタンダードを歌ったアルバムも好きでした。ジャズは会社の同僚から教えてもらったJesse Fischer & Soul Cycle feat. Gretchen Parlatoがカヴァーしたキャロル・キング「きみの友だち」が素晴らしかった。アルゼンチンでは今年のベストにギリギリ間に合ったAndres Beeuwsaertの新作と、「Ventanas」のオリジナル・コンポーザーJose Flamencoを特に推します。あとはFabulous/Arabiaの「Give Me Love Tonight」も2012年の忘れられない一曲になりますね。
といった感じで2012年も多くの音楽を聴きました。当然一番を決めることはできません。ある意味、それだけ良質で粒ぞろいな作品が多かった年なのかもしれません。2013年も「usen for Cafe Apres-midi」が素晴らしい音楽と共にありますように。

Yoshiaki Honda 2012 Best Selection  毎日14:00~15:00

ソングリスト

Tomoaki Nakamura/中村智昭

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Jose James『No Beginning No End』

ホセ・ジェイムズがこのアルバムのパーソナルな試聴会をBar Musicで開いてくれたのは、2012年2月23日のことでした。一曲再生を終えるごとに満たされる空気。自然に湧き起こる拍手と、彼の柔らかな笑顔。「今年の夏の終わりか、秋にはリリースするよ」──季節は移ろい秋となり、サンプルと共に届いた知らせによると、レーベルは急遽名門ブルーノートへ、そして発売は2013年の1月になったとのことでした。僕にとっては2012年の大切な記憶とともにあり、2013年の明確な基準となる特別な作品。この場所で挙げるのは少々フライングになるのかもしれませんが、もしかすると、来年もう一度選出することになるのかもしれません。本ベスト・セレクションでは温かな「Come To My Door」を。きっと次回は感動の「Tomorrow」を。
≫ 中村智昭 (MUSICAANOSSA) Website

Tomoaki Nakamura 2012 Best Selection  毎日15:00~16:00

ソングリスト

Kazuyuki Soeta/添田和幸

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Tito Marcelo『Fragil Verde, Forca De Quebrar』

2012年もたくさんの良質な作品に出会うことができました。プライヴェイトではゴンザレスや中島ノブユキといった静かなる音楽や、JBM、リサ・ボジコヴィック、ウィル・ストラットンなどのシンガー・ソングライター作品を手に取ることが多い一年でしたが、「usen for Cafe apres-midi」的ベスト・オブ・ベストとしては、ティト・マルセロの『Fragil Verde, Forca De Quebrar』を推したいと思います。春から夏にかけて、瑞々しい歌声と共に軽やかな風を運んでくれた、エヴァーグリーンな輝きを持った一枚です。

Kazuyuki Soeta 2012 Best Selection  毎日16:00~17:00

ソングリスト

Shusaku Nakagami/中上修作

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Daniele Di Bonaventura『Canto Alla Terra』

2012年の新譜ではないが繰り返し聴き、そして選曲に幾度も登場願ったアルバムです。遡ること半年前、姫路のハンモック・カフェで催されたカルロス・アギーレ/キケ・シネシのコンサートでのこと。本番の演奏前に店内で流れていたセレクターたちの素敵な選曲の中、ひときわ鼓膜を震わせたのがこのアルバムに収録されている「Orizzonte」という曲でした。バンドネオンによる静かなイントロから転じてワルツ・リズムに切り替わる刹那、体が飛躍し耳が凍りついてしまったのです(数秒後にはDJブースに駆け寄ったのは言うまでありません)。イタリアを代表するジャズ・バンドネオン奏者、ダニエル・ディ・ボナヴェンチュラの2005年にリリースされたアルバム。最初から最後まで通して聴いても全く聴き飽きない素晴らしい一枚ですが、残念なことに廃盤のよう。iTunesではまだリリースされているので、一度体験されるのをお薦めします。

Shusaku Nakagami 2012 Best Selection  毎日17:00~18:00

ソングリスト

Hiroshi Yoshimoto/吉本 宏

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Sebastian Benassi『Piano I』

あるときふと、この曲の“優しさ”に気がついた。静かに語りかけるピアノの独奏は、ゆっくりと風を集めて、黄金色の広大な小麦畑の中を優しく吹き抜けてゆく。身体中に風を受け、柔らかい旋律に身を委ねる。カルロス・アギーレの温かな人柄を音にしたようなピアニスト、セバスチャン・ベナッシの「Preludio Para Una Mariposa」は、自分が大切にしている音楽観と美しく重なる楽曲だった。

Hiroshi Yoshimoto 2012 Best Selection  毎日18:00~19:00

ソングリスト

Shuichi Kaneko/金子修一

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David Simard &The Da Da's『Slower, Lower』

今年は時間がない割には友人お薦めのアルバムや曲などを頼りに好きなアーティストを探しだして朝をむかえる、そんな一年だった。その中でもDana Tupinambaの『Leaf』やパリの露天のCD屋で知ったSteeve Laffontの『New Quintet』などフォーキーなアーティストを好んで聴いた。特にベストを挙げるとすると、カナダ・モントリオールのSSW、David Simardのファーストアルバム『Slower, Lower』。アコースティック・ギターに郷愁をのせて囁くように歌う幻想的な「Oh My, My」。自身の弾くピアノに寄り添い抒情詩を語るかのように歌う「This Home」は時折のファルセット・ヴォイスが切なく心に溶け込む。躍る鍵盤の音から楽しさが伝わってくる「Guilty」は彼の多彩さが窺える。オープニング・トラックの「Memory Box」はシャルロット・ゲンスブールも出演するパートナーのイヴァン・アタル最新作「Do Not Disturb」にも取り上げられている。しかし最もよく聴いたアルバムというと、先ごろリリースされた『bar buenos aires - Viento, Luz, Agua』かもしれない。しかし今年のベストに挙げるというより、これからも聴き続けるマストとして大事にしたい作品だ。まだまだ素晴らしい音楽は存在するなと確信させられる。実は、遅ればせながら年始の“winter selection”で僕が選曲に参加させていただいてから10年をむかえます。その間にたくさんの素晴らしい音楽を通じて出会った友人たちに心から感謝しています。いちファンとしてCafe Apres-midiの来年も楽しみにしてます。皆さん、よいお年をお迎えください。

Shuichi Kaneko 2012 Best Selection  毎日19:00~20:00

ソングリスト

FAT MASA/ファット・マサ

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America『My Back Pages』

2012年はいつも以上に新譜よりも中古レコードを掘り探した1年でした。そんな合間に素晴らしい新譜も出て豊作でした。年間ベストは普段僕がセレクトする愛すべき中古レコードたちの中ではなく、今年出た、もしくは既発でも今年出会った新譜からセレクトしました。America「Caroline No」の持つ、旧譜のような懐かしさにノックアウト。美しいハーモニーに思わず、もらい泣きでした。「Ventura Highway」が好きで、DJかけ出しの頃にかけたら、洋楽好きな趣味のいい歳上の女性に、お酒をごちそうになった思い出のAmerica。今、もし若いDJが「Caroline No」をかけたら、あのときの歳上の女性のように、小粋に、酒を振る舞いたい。

Fat Masa 2012 Best Selection   毎日20:00~21:00

ソングリスト

Koji Takahashi/高橋孝治

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Scott Matthews『Obsession Never Sleeps』

さてさて、今年もあっという間に年末恒例、2012年を締めくくるベスト・セレクションの時期がやってまいりました。今年も素晴らしい作品にたくさん出会うことができましたが、まずは何と言っても、彼の大ファンだと言っていたくせに2011年にサード・アルバムやライヴ・アルバムがリリースされていたことを全く知らずにいた(典型的な“自称”ファンでしょ)、スコット・マシューズの『Obsession Never Sleeps』が素晴らしかったですね。静まり返った水面を揺らす、一滴の雫がつくる波紋のように美しい調べ。この曲が収録されたサード・アルバム『What The Night Delivers...』も一枚のアルバムとして完成度が高く、今年もっともよく聴いたアルバムの一つとなっています。そしてこの作品を初めて選曲に取り入れたとき、この曲に続けて選曲していたのが、ミゼラブル・リッチの内省的で切ないピアノの旋律が美しい「Ringing The Changes」なのですが、2012年の春にこの流れで選曲した時点で、今年のベスト・セレクションもこの2曲を繋げて選曲を始めようと決めていたんですよね。本当に大好きな流れです。そしてその流れを引き継ぐ、前作以上にカラフルな作品に仕上がったメルポ・メネの新作から選んだ幻想的な「Sharks Ahead」や、柔らかなオルガンの音色が白日夢に誘い込む、メルポ・メネの作品同様に淡いサイケデリックな感覚を聴き手に運んでくれる、セバスチャン・ブランクの「Alibi Coast」などは、今回のベスト・セレクション選曲に多様性をもたらしながらも、柔らかな流れを途切れさせない、とても良いアクセントになっていると思います。同じようにディラン・モンドグリーン「Life As A Father」(この曲は前作に収録された「(Come With Me )To Albuqueque」以上に最高な“プリファブ・スプラウト愛”が溢れている作品ですよね)やエギル・オルセン「Location Location Location」などを挟んだ後の、クリスタ・ヴァイ「Long Way Home (Mint Clockwork Funfair Remix)」(こちらは当初配信だけの流通でしたが、嬉しいことにCDシングルとしても発売されましたね。100枚限定らしいので興味のある方はお早めに~)やJJ「Beautiful Life」も、この選曲にストーリーを持たせてくれる個性的なキャラクターとなって、選曲の流れに素敵な起伏をつけてくれています。そしてそのクリスタさん同様、本人からCDを直接購入したら、これまたクリスタさん同様に愛のある嬉しいお手紙をいただいたデストリーの「Into The Rain」も、タイトル通りしっとりと心を打つ素晴らしい作品でしたね。ホント切ない気持になっちゃいます。続けて収録したアモール・デ・ディアスの「Dream (Dead Hands)」も、触れると儚く崩れそうな繊細な作品ですが、その儚さが微かな光となって、この“ベスト・セレクション物語”の終盤へと導いてくれます。そしてその光に導かれて最後の扉を静かに開けると、そこには優しく暖かな光、ロージー・トーマスの「A Really Long Year」が手を広げて出迎えてくれるのです。そこで彼女は唄います。「Somewhere Over The Rainbow. Skies Will Be Blue. Somewhere Over The Rainbow. Dreams Do Comes True. どこか虹の彼方で、青空は広がるでしょう。どこか虹の彼方で、夢は必ず叶うはずです」って。
な~んてちょっとセンチメンタルなことを書いてしまいましたが、おっさんがそんなことを言っても気持ち悪いだけですね(笑)。さぁ皆さん、そんなこんなで今年もひとりお喋りが過ぎましたが、2013年もがんばっていきましょう。2013年の空は青く澄み渡っているはずです。わたくしも常に、嫌なことや悲しいことが身の回りに存在しておりますが、まさにNo Music, No Life!素敵な音楽がそんな気持ちを優しく癒してくれます。2013年も多くの素晴らしい音楽との出会いが待っているだろうし、それがどれほど素敵なものかと考えるだけで本当にわくわくしちゃいますね。
それでは今年もごちゃごちゃとよく喋りましたが、2012年の最後は、ベス・オートンの最高な一曲、「Mystery」で静かに締めたいと思います。そして2013年がリスナーの皆さまにとってサイコーな一年になりますように! Life Is A Mystery & Life Goes On! 

Koji Takahashi 2012 Best Selection  毎日21:00~22:00

ソングリスト

Supervised by Toru Hashimoto for Suburbia Factory

インフォメーション

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「usen for Cafe Apres-midi」スペシャル・コンピレーションCD
V.A.『Haven’t We Met?』
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橋本 徹・選曲のコンピレーションCD
V.A.『Seaside FM 80.4』
RCIP-0176
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橋本 徹・選曲のコンピレーションCD
V.A.『ブルー・モノローグ Daylight At Midnight』
RCIP-0172
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橋本 徹・選曲のコンピレーションCD
V.A.『サンジェルマン、うたかたの日々。』
YMCP-10025
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橋本 徹・選曲のコンピレーションCD
V.A.『モンマルトル、愛の夜。』
YMCP-10018
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橋本 徹・選曲のコンピレーションCD
V.A.『音楽のある風景~サロン・ジャズ・ラヴ・ソングス』
RCIP-0170
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橋本 徹・選曲のコンピレーションCD
V.A.『Haven't We Met?~Season's Gift EP』 
RCIP-0170
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橋本 徹・選曲のコンピレーションCD
V.A.『Free Soul Grand Gallery~Chill-Out Mellow Lovers』
XQKF-1014_1015
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橋本 徹・選曲のコンピレーションCD
V.A.『音楽のある風景~寝室でくつろぐサロン・ジャズ・ヴォーカル』 
RCIP-0158
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橋本 徹・選曲のコンピレーションCD
V.A.『音楽のある風景~食卓を彩るサロン・ジャズ・ヴォーカル』 
RCIP-0155
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橋本 徹・選曲のコンピレーションCD
V.A『素晴らしきメランコリーの世界~ギター&フォーキー・アンビエンス』
RCIP-0151
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橋本 徹・選曲のコンピレーションCD
V.A『素晴らしきメランコリーの世界~ピアノ&クラシカル・アンビエンス』
RCIP-0150
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橋本 徹・選曲のコンピレーションCD
V.A.『Brother Where Are You』
PCD-93377
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橋本 徹・選曲のコンピレーションCD
Catia『美しき音楽のある風景~リオからパリへ~』
RCIP-0148
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橋本 徹・選曲のコンピレーションCD
V.A.『Chill-Out Mellow Beats~ Harmonie du soir』
RCIP-0145
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橋本 徹・選曲のコンピレーションCD
V.A.『美しき音楽のある風景~素晴らしきメランコリーのアルゼンチン~』
RCIP-0140
090907_01
橋本 徹・選曲のコンピレーションCD
V.A 『音楽のある風景 ~春から夏へ~/music with a view -spring to summer-』
RCIP-0127
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橋本 徹・選曲のコンピレーションCD
V.A 『音楽のある風景 ~夏から秋へ~/music with a view - summer to autumn-』
RCIP-0130
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橋本 徹・選曲のコンピレーションCD
V.A 『音楽のある風景 ~秋から冬へ~/music with a view - autumn to winter-』
RCIP-0134
091019_02_s
橋本 徹・選曲のコンピレーションCD
V.A.『音楽のある風景 ~冬から春へ~/music with a view –winter to spring-』
RCIP-0138
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橋本 徹・編著の単行本
『公園通りみぎひだり』
橋本 徹
発行元 カフェ・アプレミディ
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橋本 徹・編著の単行本
『公園通りの午後』
橋本 徹、武田 誠、松野光紀、中村智昭、BEN
発行元 カフェ・アプレミディ
090501_02
橋本 徹・編著の単行本
『公園通りに吹く風は』
橋本 徹、吉本 宏
発行元 カフェ・アプレミディ
090501_03
橋本 徹・編著の単行本
『公園通りの春夏秋冬』
橋本 徹、武田 誠、松野光紀、中村智昭、BEN
発行元 カフェ・アプレミディ
090501_04
橋本 徹・編著の単行本
『Jazz Supreme 至上のジャズ』
監修/橋本 徹
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『MUSICAANOSSA JAZZ LOUNGE』
監修/中村智昭

タイムテーブル

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月曜 火曜 水曜 木曜 金曜 土曜 日曜
0:00 Toru Hashimoto 2012 Best Selection 2  4時間
1:00 Toru Hashimoto 2012 Best Selection 2  ↓
2:00 Toru Hashimoto 2012 Best Selection 2  ↓
3:00 Toru Hashimoto 2012 Best Selection 2  ↓
4:00 Toru Hashimoto 2012 Best Selection 3  3時間
5:00 Toru Hashimoto 2012 Best Selection 3  ↓
6:00 Toru Hashimoto 2012 Best Selection 3  ↓
7:00 Toru Hashimoto 2012 Best Selection 4  2時間
8:00 Toru Hashimoto 2012 Best Selection 4  ↓
9:00 Juri Tominaga 2012 Best Selection
10:00 Hirochikano 2012 Best Selection
11:00 Yusuke Watanabe 2012 Best Selection
12:00 Shohei Mitani 2012 Best Selection
13:00 Keita Takagi 2012 Best Selection 
14:00 Yoshiaki Honda 2012 Best Selection
15:00 Tomoaki Nakamura 2012 Best Selection
16:00 Kazuyuki Soeta 2012 Best Selection 
17:00 Shusaku Nakagamni 2012 Best Selection
18:00 Hiroshi Yoshimoto 2012 Best Selection
19:00 Shuichi Kaneko 2012 Best Selection
20:00 Fat Masa 2012 Best Selection
21:00 Koji Takahashi 2012 Best Selection
22:00 Toru Hashimoto 2012 Best Selection 1  2時間
23:00 Toru Hashimoto 2012 Best Selection 1  ↓
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