視聴中アニメの各話感想 |
CODE:BREAKER | イクシオン サーガDT | |
新世界より | PSYCHO-PASS | |
ジョジョの奇妙な冒険 | まおゆう魔王勇者 | 絶園のテンペスト |
その他の最新記事 |
・12月度アクセス解析統計 検索ワードベストテン
・第11回シバッチアニメグランプリ ・コードギアス 国家の変え方 |
2013年01月06日
まおゆう魔王勇者 第1話「「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」」
オッパイだ・・・
オッパイだぁ〜〜。
魔王だと思って斬りかかったら、目の前にオッパイがあって、美少女だったので、取り敢えず殺すのを止めてみました。
勇者は童貞なので、可愛い女の子がオッパイを揺らしていると、もうそれだけで思考停止してしまうのです。
何か色々口八丁で言われてますが、問題はそんなんじゃないのですよ。
オッパイなのよ。
それだけなのれす。
要は魔性の魅力にたぶらかされたという事ですな。
さすがは魔王。
童貞の勇者を虜にするなど赤子の手をひねるがごとく造作も無いことなのです。
実に分かりやすいたぶらかしの描写でした。
そもそも魔族というからには、こうして人間をたぶらかせるくらいじゃないといけないですからな。
そのトップともなれば、これくらい当然のことなのですよ。
それにしても、勇者の体つきが貧弱すぎて微妙ですなぁ。
剣なんか振るったことありません的な体つきなんですよねぇ。
勇者をやり始めたばかりならともかく、もう何度も戦っているでしょうに、この貧弱な体つきはどうなのか。
もう少し体格をよくして欲しかったが、それだと可愛くなくなるから駄目なんでしょうな。
乙女な魔王が惚れるには、こうした貧弱な坊やの方が良いのですよ。
実際ベタ惚れ状態ですしね。
まさにラブラブ。
告白のために待っていた。
そしてずっと傍にいる、つまり結婚しようと申し出た。
抱き枕で悶えてました。
オッパイで可愛くて自分にベタ惚れなお嬢さんが待っている。
きっと勇者はどこかでこの情報を得たがゆえに、仲間を置いて単騎でやって来たのですな。
うむ、実に分かりやすい理由だ(笑)
それにしても、勇者とか言っている割に、世界設定がリアルなんですよね。
そうなると勇者の位置づけってのが凄く気になる訳で。
リアルさを無視するヒーローモノの場合、「数人で魔族の軍勢を倒す」みたいなノリはOKだけど、リアルさを重視しているとなると無理ですからね。
そういう状態で勇者ってのはどういう存在になっているのか。
本来なら旗印みたいな感じ、つまりカリスマ性で描きそうだけど、そういうのも無さそうだしなぁ。
そこら辺がどうなっているのか気になるのでありました。
ジョジョの奇妙な冒険 第13話「JOJO vs. 究極生物」
出た〜〜(笑)
これを出してもらわないと始まりません。
こういう台詞がジョセフなんだ〜〜(そうなのか〜〜)
っていうか、現実として白人のイギリス人がこういう事やってたら、「変な外人」の称号を得られる感じですわな。
実際いそうだしなぁ、こういう人。
つまりジョセフはそういう外人なんだ〜〜(笑)
「別名 露骨な肋骨」
「別名 憎き肉片」
何気に面白い(笑)
何で「別名」なのですか。
そこら辺がポイントなのである。
「俺の体内にサンタナがぁっ」
何気に笑った(笑)
自分を抱き締めるポーズで裏返った感じに叫ぶのが最高っす。
さすがシュトロハイム、面白すぎるぜ。
それにしてもよく喋りますよねこの作品。
自分の考えや気持ちを口にせずにはいられない人達ばかりだからそうなるんでしょうけど(笑)
しかも叫ぶから強烈なのですな。
サンタナを何とか倒すものの、シュトロハイムが犠牲に。
バラバラになっちゃいましたよ。
映ってないけど。
面白い人だったのに残念でありますなぁ。
2013年01月02日
CODE:BREAKER 第13話「神と咲く花」
って、これは結局覚醒したってことなんですかね。
平家の言葉からするとそんな感じですが、ではあの指輪を外す動作は何だったのか。
如何にも「安全装置です」みたいな感じで外したんですが、全然意味は無かったという事ですかね。
変なの。
んで話的にはお涙頂戴ないい雰囲気で描かれているのですが、人見のやっている事があまりに酷すぎるので、全然同情出来ない訳ですよ。
「人々を救うため」って暴走じゃなく、「人々を犠牲にしても異能者を救うため」って暴走になっているので、「人々」に含まれる私からすれば単なるテロリストでしか無い訳で。
そもそも組織の待遇が悪いことを世の中のせいにするってのがお門違いな発想なので、その不満を世の中の人にぶつけている時点で駄目な人な訳ですよ。
凄く優しくていい人だったんでしょうけど、現在の人見は確実にどうしようも無い迷惑な人でしかありませんので、そういう人のお涙頂戴なシーンをやられても冷めちゃうのですな。
例えば、連続殺人犯に対して「この人はいい人だったんです」とかいうのを見せられている感じなんだな。
そらまだ情を持っている人達からしたら、その死は悲しいんでしょうけど、人見に殺されて悲しんでいる人の数が凄いことを考えると、全然共感できない訳ですわ。
もう少し「世のため人のため」の暴走要素があれば良かったんですけどねぇ。
単なる八つ当たりになっちゃっているのが駄目なんだなぁ。
という訳で、人見は悪役としてはしょぼさと共感の無さが強い人だったので、何とも物足りない最終回となってしまいました。
大神が何やら凄い存在であるような事をほのめかしてますけど、それも続きが無い以上「だからどうした」でしか無いですし。
何とも微妙なラストでありますわ。
続けて総評〜〜。
序盤は面白かったんですけどねぇ。
「冷徹な殺し屋だけど、本当は優しい少年」みたいな雰囲気があって、己が悪であると自覚しつつ悪を倒していく展開が良かったので。
何しろ殺しまくってましたからね。
いくら悪人とはいえ、あっさり殺すってのはかなり冷めた精神じゃないと出来ないでしょうから。
それが人見が出てきてからは、普通の正義の少年的になっちゃっていたのでちょっと違和感を覚えました。
まあ、少年漫画ではありがちではあるのでいいのですが、人見が「実はいい人だった」という設定が出てきて、それにみんなして引きずられちゃったのが何ともなぁ、と。
観ている側としては、あそこまで殺戮行為をされて、本心から「民衆は死んだって構わない、いや、自分たちのために死ね」とか宣言されちゃうと、ただの悪党でしかないから、あまりお涙頂戴を強調されると冷めちゃうのですよ。
あそこは怒り憎しみで倒して、ボソッと「昔はいい人だったのに」って感じで終わらせてくれた方が良かったかなぁ、と。
そこら辺で何というか微妙感のある作品でありました。
2013年01月01日
12月度アクセス解析統計 検索ワードベストテン
1 シバッチ
2 感想
3 クレイモア
4 コードブレイカー
5 8話
6 エロ
7 23巻
8 新世界より
9 ネタバレ
10 絶園のテンペスト
おっと、久々に「エロ」が入ってますよ。
以前は1位を取りまくりだったワードですが、ここのところランクインすら無かったという。
それが復活でございます。
いや〜〜、何か懐かしいですねぇ。
「新世界より」がエロスなシーンやったりしたからですかねぇ。
とか思ったら、「アイン」とセットで検索されているらしいです。
Xbox360版が出たから、どのシーンでエロが入っているか知りたい人が検索したんですかな。
一見、名前付けの辺りで事後になっている感じですが、あそこでは入りません。
あしからず(笑)
「ネタバレ」は「クレイモア」「23巻」とセットで多かったみたいですね。
まあ、一区切りついた内容なのでそうなったのかも知れませんが。
2 感想
3 クレイモア
4 コードブレイカー
5 8話
6 エロ
7 23巻
8 新世界より
9 ネタバレ
10 絶園のテンペスト
おっと、久々に「エロ」が入ってますよ。
以前は1位を取りまくりだったワードですが、ここのところランクインすら無かったという。
それが復活でございます。
いや〜〜、何か懐かしいですねぇ。
「新世界より」がエロスなシーンやったりしたからですかねぇ。
とか思ったら、「アイン」とセットで検索されているらしいです。
Xbox360版が出たから、どのシーンでエロが入っているか知りたい人が検索したんですかな。
一見、名前付けの辺りで事後になっている感じですが、あそこでは入りません。
あしからず(笑)
「ネタバレ」は「クレイモア」「23巻」とセットで多かったみたいですね。
まあ、一区切りついた内容なのでそうなったのかも知れませんが。
2012年12月29日
第11回シバッチアニメグランプリ
毎年やっている企画です。
私がこの一年観てきたアニメの中で、良かったものを選ぶ内容ですな。
公平を期すため、原作を読んでいたりするものは除き、あくまで「初めて内容を知ったアニメ」という形でやっております。
原作読んじゃってると原作評価の部分が出てきちゃったりしますからねぇ。
あと終わっていない作品も入れてません。
やはり終わっていないと最終的な判断ができませんから。
そういう感じで早速発表にまいりましょう。
「作品部門」
大賞 該当なし
特にこれぞってのが無かったんですよねぇ。
面白い作品はある訳ですが、相変わらずこれぞってのが無いので。
何とも悲しいことでありますよ。
以下、面白かった作品。
「ハイスクールD×D」
「Fate/Zero」
「貧乏神が!」
「ハイスクールD×D」
エロとシリアスのバランスが絶妙でしたね。
エロはエロいし、シリアスは燃えるしで実に良かった。
こういう作品はなかなか無いですよ。
惜しむらくは萌え要素が弱かった点ですか。
私好みのお嬢さんが居なかったんですよねぇ。
そこら辺も含めて、もうひと押しあれば大賞になったって感じですか。
「Fate/Zero」
原作が面白かったので、それがどうアニメ化されるかという視点で観た作品ですね。
そういう意味で実に素晴らしくアニメ化していたなぁ、と。
まあ、かなり暗くて重くて救いの無い内容なので、原作を読んでいなくてもさすがに大賞には選ばなかったとは思いますが(笑)
「貧乏神が!」
ただのオッパイアニメかと思いきや、笑えて泣ける、実に良い作品でありました。
とにかくオッパイ描写が秀逸で、何とも素晴らしい出来と言えるでしょう。
その上話としても良い出来なので、凄く良かったです。
「キャラ部門」
大賞 「イッセー」(ハイスクールD×D)
今回は彼に決定でしょう。
スケベで性欲に正直なところが素敵です。
その上、熱い。
理不尽な行為に泣く女の子のために、己の身を犠牲にしても許せない相手に立ち向かう。
カッコええっすわ〜〜。
「萌えキャラ部門」
最萌え賞 該当なし
ある程度萌えたお嬢さんはいるのですが、やはりこれぞって人が居なかったんですよねぇ。
残念でありまする。
以下萌えた女の子。
「シャーレイ」(Fate/Zero)
「エウレカたん」(エウレカセブンAO)
「オリオトライ先生」(境界線上のホライゾンII)
「りんごちゃん」(男子高校生の日常)
「羽原」(男子高校生の日常)
「シャーレイ」(Fate/Zero)
シャーレイはほら、何だ。
こんなお姉さんが傍に居てくれたら、「僕、将来お姉ちゃんと結婚する」とかいう夢が見られて素敵だなぁ、と。
そんな夢を見させてくれる素敵なお姉さんでありました。
「エウレカたん」(エウレカセブンAO)
ママンになっても素敵なエウレカたん。
そのラブリーぶりはもう何とも言えず、「こんな若奥さまが隣に住んでたらおかしくなっちゃうよね」というレベルでしょう。
思わず前作が観たくなりましたですことよ。
「オリオトライ先生」(境界線上のホライゾンII)
やはり素敵な先生。
こんな先生が担任だったら、学校へ通うのが楽しくてしょうがないでしょう。
そして色々個人指導してもらいたいです。
素敵な先生。
ああ、先生。
でも出番が凄く少ないの。
それだけがこの作品の駄目ポイントだ。
もっと先生の出番を増やせ〜〜。
「りんごちゃん」(男子高校生の日常)
ちっこいボディに激烈な性格。
お馬鹿さんなところもラブリーね。
ああ、何と私好みのお嬢さんでしょう。
悠木碧ちゃんの声もたまらんでござるよ。
「羽原」(男子高校生の日常)
大人しそうな雰囲気、穏やかな性格、とは裏腹に、アークデーモンな過去を持つお嬢さん。
時折その片鱗を見せるのがたまりません。
こういうお嬢さんも好きなのよ。
最高っす。
声もゆかなさんなんで蕩けるしな。
「エピソード部門」
大賞 「部長のためにライザーを殴るイッセー」(ハイスクールD×D)
今回はこれに決定。
力の無さを嘆きつつ、自分の腕を犠牲にしてでも、尊敬する女性が悲しむのを黙っていられないイッセーの性格がずばり出ていたシーンでしょう。
力の発動から、部員みんなの想いを込めて殴る展開は実に良かったです。
以下、良かったエピソード。
「ウェイバーを友と呼ぶライダー」
原作を読んでいなかったら大賞に選んでましたね。
何しろ凄く泣けたんで。
とはいえ、原作を読んでいる時はさほどでもなかった記憶があるので、これはやはりアニメならではの受ける印象ということかもしれません。
何しろ不意にきましたからねぇ、涙が。
いや〜〜、こういう損得を抜きにした相手を想う様子ってのは凄く泣きツボなんですよ。
特にこのシーンに至るまでの二人の関係描写が秀逸でしたから。
いやはや、ホント素晴らしかったです。
「主題歌部門」
大賞 該当なし
歌自体は良かったのがあるんですけど、作品との兼ね合いでググッと引き込まれるのは無かったので。
以下良かった主題歌。
「謎の彼女X」OP
「這いよれ!ニャル子さん」OP
「アクエリオンEVOL」OP
「総評」
今年は程よく良作があったので良かったですね。
凄く面白いと思える作品は無かったですが、あと一歩って感じの作品は結構あったので。
来年は凄く楽しめる作品が増えるといいですなぁ。
昔の漫画とかをアニメ化したりとか無いですかね。
ジョジョが結構話題になっているので、やってくれたりとかないかしらん。
私がこの一年観てきたアニメの中で、良かったものを選ぶ内容ですな。
公平を期すため、原作を読んでいたりするものは除き、あくまで「初めて内容を知ったアニメ」という形でやっております。
原作読んじゃってると原作評価の部分が出てきちゃったりしますからねぇ。
あと終わっていない作品も入れてません。
やはり終わっていないと最終的な判断ができませんから。
そういう感じで早速発表にまいりましょう。
「作品部門」
大賞 該当なし
特にこれぞってのが無かったんですよねぇ。
面白い作品はある訳ですが、相変わらずこれぞってのが無いので。
何とも悲しいことでありますよ。
以下、面白かった作品。
「ハイスクールD×D」
「Fate/Zero」
「貧乏神が!」
「ハイスクールD×D」
エロとシリアスのバランスが絶妙でしたね。
エロはエロいし、シリアスは燃えるしで実に良かった。
こういう作品はなかなか無いですよ。
惜しむらくは萌え要素が弱かった点ですか。
私好みのお嬢さんが居なかったんですよねぇ。
そこら辺も含めて、もうひと押しあれば大賞になったって感じですか。
「Fate/Zero」
原作が面白かったので、それがどうアニメ化されるかという視点で観た作品ですね。
そういう意味で実に素晴らしくアニメ化していたなぁ、と。
まあ、かなり暗くて重くて救いの無い内容なので、原作を読んでいなくてもさすがに大賞には選ばなかったとは思いますが(笑)
「貧乏神が!」
ただのオッパイアニメかと思いきや、笑えて泣ける、実に良い作品でありました。
とにかくオッパイ描写が秀逸で、何とも素晴らしい出来と言えるでしょう。
その上話としても良い出来なので、凄く良かったです。
「キャラ部門」
大賞 「イッセー」(ハイスクールD×D)
今回は彼に決定でしょう。
スケベで性欲に正直なところが素敵です。
その上、熱い。
理不尽な行為に泣く女の子のために、己の身を犠牲にしても許せない相手に立ち向かう。
カッコええっすわ〜〜。
「萌えキャラ部門」
最萌え賞 該当なし
ある程度萌えたお嬢さんはいるのですが、やはりこれぞって人が居なかったんですよねぇ。
残念でありまする。
以下萌えた女の子。
「シャーレイ」(Fate/Zero)
「エウレカたん」(エウレカセブンAO)
「オリオトライ先生」(境界線上のホライゾンII)
「りんごちゃん」(男子高校生の日常)
「羽原」(男子高校生の日常)
「シャーレイ」(Fate/Zero)
シャーレイはほら、何だ。
こんなお姉さんが傍に居てくれたら、「僕、将来お姉ちゃんと結婚する」とかいう夢が見られて素敵だなぁ、と。
そんな夢を見させてくれる素敵なお姉さんでありました。
「エウレカたん」(エウレカセブンAO)
ママンになっても素敵なエウレカたん。
そのラブリーぶりはもう何とも言えず、「こんな若奥さまが隣に住んでたらおかしくなっちゃうよね」というレベルでしょう。
思わず前作が観たくなりましたですことよ。
「オリオトライ先生」(境界線上のホライゾンII)
やはり素敵な先生。
こんな先生が担任だったら、学校へ通うのが楽しくてしょうがないでしょう。
そして色々個人指導してもらいたいです。
素敵な先生。
ああ、先生。
でも出番が凄く少ないの。
それだけがこの作品の駄目ポイントだ。
もっと先生の出番を増やせ〜〜。
「りんごちゃん」(男子高校生の日常)
ちっこいボディに激烈な性格。
お馬鹿さんなところもラブリーね。
ああ、何と私好みのお嬢さんでしょう。
悠木碧ちゃんの声もたまらんでござるよ。
「羽原」(男子高校生の日常)
大人しそうな雰囲気、穏やかな性格、とは裏腹に、アークデーモンな過去を持つお嬢さん。
時折その片鱗を見せるのがたまりません。
こういうお嬢さんも好きなのよ。
最高っす。
声もゆかなさんなんで蕩けるしな。
「エピソード部門」
大賞 「部長のためにライザーを殴るイッセー」(ハイスクールD×D)
今回はこれに決定。
力の無さを嘆きつつ、自分の腕を犠牲にしてでも、尊敬する女性が悲しむのを黙っていられないイッセーの性格がずばり出ていたシーンでしょう。
力の発動から、部員みんなの想いを込めて殴る展開は実に良かったです。
以下、良かったエピソード。
「ウェイバーを友と呼ぶライダー」
原作を読んでいなかったら大賞に選んでましたね。
何しろ凄く泣けたんで。
とはいえ、原作を読んでいる時はさほどでもなかった記憶があるので、これはやはりアニメならではの受ける印象ということかもしれません。
何しろ不意にきましたからねぇ、涙が。
いや〜〜、こういう損得を抜きにした相手を想う様子ってのは凄く泣きツボなんですよ。
特にこのシーンに至るまでの二人の関係描写が秀逸でしたから。
いやはや、ホント素晴らしかったです。
「主題歌部門」
大賞 該当なし
歌自体は良かったのがあるんですけど、作品との兼ね合いでググッと引き込まれるのは無かったので。
以下良かった主題歌。
「謎の彼女X」OP
「這いよれ!ニャル子さん」OP
「アクエリオンEVOL」OP
「総評」
今年は程よく良作があったので良かったですね。
凄く面白いと思える作品は無かったですが、あと一歩って感じの作品は結構あったので。
来年は凄く楽しめる作品が増えるといいですなぁ。
昔の漫画とかをアニメ化したりとか無いですかね。
ジョジョが結構話題になっているので、やってくれたりとかないかしらん。
K 第13話「King」
それが社の作戦なのですな。
以前はそれで乗っ取られちゃった訳ですが、今回は気合い?が入っているので大丈夫な模様。
でも短時間しか抑えられないみたいなので、その間に尊に殺してもらう、と。
社自身は不死の能力があるから助かって、無色の王だけが死ぬ、という事のように思えますが、果たして上手くいくのかどうか。
結果がどうなるのか分からないまま終了です。
そして十束の仇が討てたことで気が抜けたのか、尊の剣が落ちるってとこで、宗像が尊を殺して防ぐ、と。
なるほど、剣が落ちる前に殺してしまえば、剣が消えるから被害が起きないって事ですか。
宗像にとっては何とも辛い結末ですな。
と思いたいんですけど、この二人の関係ってあまり描かれていないので、何か上っ面な感覚しか持てないので物足りず。
二人の馴れ初めみたいな回想シーンを入れてくれれば良かったんですけどねぇ。
十束なんかはそれで凄く思い入れが出来ましたし。
ここまで二人の関係がポイントになるのなら、そういうのを入れて欲しかった。
残念であります。
最後はにゃんこさんが可愛くて万歳でした。
やはりこの作品はにゃんこさんが全てですな。
にゃんこにゃんこ〜〜。
続けて総評〜〜。
う〜〜ん、微妙。
結構面白くはあったんですが、描写が浅いのが物足りなさを生んでいるんですよね。
話数が少ない割に設定や登場人物、因縁のある関係が多かったので、どうしてもそうなってしまったのでしょうけど。
十束の話のように、たった1話だけでも印象深くキャラを描けるのに、それが出来ない状況になってしまったのは、描く要素の多さのせいだったように思えますから。
社と学校の人間との関わりも、イマイチ入り込めてないので、彼らが社の事を思い出しそうになるシーンでも、少し盛り上がれなかったですし。
やはり詰め込みすぎは宜しくないという事ですな。
そういう意味で何とも惜しい感じの作品でした。
2012年12月28日
コードギアス 国家の変え方
ーシュ R2 volume09 |
そのやり方として、主人公のルルーシュは外からの破壊を、ライバルであるスザクは中からの改革を目指す様子が描かれた訳です。
一期はそれぞれのやり方が上手く行く過程を描き、最後はどちらも崩壊するオチになっていました。
そして二期に入ると二人が協力し、「中からの破壊」という折衷案みたいなやり方でブリタニアという国家を変革していった訳です。
というか、何でルルーシュが最初からこの方法でやらなかったのかが私には疑問なんですよね。
最初からそういうやり方をするもんだと思っていたので、外から壊す事に拘ったのが凄く謎でしたから。
そもそもルルーシュのギアスの能力は、中から破壊するのに適していますし。
終盤でやったように権力者を操っちゃえばいいんですから。
外からの破壊に拘るにせよ、クロヴィスを殺さずに操っていれば、もっと上手くやれた気もしますしね。
スザクの描き方にしても、本来なら同志を集めていく展開にした方が自然でしょう。
中からの改革に賛同する人だって世の中には居る訳で、そういう人達を集めて勢力を作ったら面白かったように思えますから。
名誉ブリタニア人なら説得しやすそうですしね。
父親が政治家なんだから、そういう才能もあるでしょうし。
でもこの作品は、そうした組織で見せる方向へはいかなかった。
個人を見せる作りだったんですよね。
ルルーシュにしても、組織は利用するだけだったしなぁ。
そこが残念でした。
中からの改革を目指すのなら、密かに同志を集めて組織を作っていく展開にした方がいいですからね。
そういうのが無いから、スザクは無理な事をしているように思われてしまう訳ですよ。
要は参謀が居なかったのが問題だったのかな。
スザクは肉体派ですしね。
だからルルーシュがその方法をやれば完璧だった訳ですよ。
皇子でコネはあるし、ギアスなんてトンデモ能力もあるし。
組織作りの上手さは黒の騎士団で実証済みだし。
ルルーシュがやるなら、ブリタニア内部の不平分子を集めて改革を目指すのはかなり楽に出来そうに思える訳ですわ。
というか、実際最後はそうしてた訳ですしね。
他作品で中からの改革の成功例としては、銀河英雄伝説があります。
あれは姉のコネと才能で元帥まで上り詰めて、そこから一気に国家を乗っ取っていました。
そういうやり方として、スザクもコネを得て途中までは上手くやってましたし、後半は出世していました。
だから中からの改革ってのは無理じゃない訳ですよ。
この作品では、主人公であるルルーシュが「無理」と否定したから視聴者もそう思い込むようにし向けられましたけど、最終的にルルーシュがブリタニアを破壊したのは中からの改革な訳で、スザクが望んだやり方になっているのですな。
まあ、ちょっと荒っぽいですけど。
そこら辺を視聴者に気づかせていないですが、ルルーシュがやっていた「外からの破壊」ってのは失敗している訳です。
その結果から考えても、スザクの主張していた「中から改革案」は決して無理な考えでは無かった訳ですわ。
あれだけ頭の切れるルルーシュが、何故中からの破壊をしようとしなかったのかが分かりませんが、結局制作側が、組織じゃなく個人を見せたかったからそうなったんじゃないかと。
その方がウケそうですからね。
組織の話になったらあれほどウケなかった気もしますし。
まあ、銀英伝みたいのが好きな人にはウケたかも知れませんけど(笑)
ルルーシュとスザクが、ラインハルトとキルヒアイス的になっていれば完璧だったでしょうな。
実際最後はそうなっていた訳で、二人が協力して中からの改革を目指したから、ブリタニアどころか世界も変革出来た訳でしょう。
中から改革するとなると、現在すでにある組織を変えていくだけだから作業的に楽なんですよね。
つまり「中から壊す」の方が実現性が高い訳です。
ルルーシュは皇子な訳ですしね。
血筋的には問題が無く、コネもあり、あの国の性質からして力で乗っ取っても文句を言われそうも無い。
というか、実際そうした訳ですし。
そういった利点を全て無視して、外から物理的な攻撃で破壊していこうとしたのが分からないんですよね。
凄い労力ですよそれって。
それより権力者をギアスで操ってしまった方が遙かに楽でしょう。
何しろ既存の組織を利用して、強制的に改革が出来ちゃう訳ですから。
本来ならそうしたやり方で、中からの改革を目指すのがルルーシュで、外から暴力的に破壊しようとするのがスザクの方がスッキリするのですな。
立場的にもやり方的にも合いますし。
ルルーシュの知謀は政治的なやり取りで生かされ、スザクの暴力能力はテロでこそ生かされやすいですから。
現実で考えてみて、「俺はアメリカをぶっ壊す」ってのと、「俺はアメリカを中から変えてやる」ってのとで、「どちらが出来そうな事か?」という事ですな。
前者がルルーシュで、後者がスザクな訳ですわ。
金も後ろ盾も何も無い人間が、ハワイ辺りでテロ活動をしつつ前者の言葉を言うのと、アメリカの組織に所属している人間が、出世をしつつ後者の言葉を言うのとでですね。
私は後者の方が実現性が高いと思う訳ですよ。
現実的に考えたら、テロなんかで国家が潰せる訳がないと考え、組織内で出世していった方が改革が出来そうだと考える人は多いと思うのです。
しかしこの作品だと逆の印象を持たせている訳ですな。
そこがこの作品の上手いところでしょう。
スザクはコネが無いから内部からの改革は難しいんだけど、そこで内部におけるコネ持ちのルルーシュが協力すれば実現がしやすいと思う訳です。
しかしルルーシュはそれをしなかった。
敢えて友人と敵対し、改革するのが難しい方法を選択した訳ですよ。
そこが謎な訳ですわ。
実際内部ではユーフェミアという賛同者も得られた訳ですしね。
探せば他にも出てくるかも知れない訳ですよ。
単純に現体制に不満を持っている人間も居るでしょうし。
名誉ブリタニア人なんてのも居ますしね。
ほとんど描かれませんでしたけど。
本来ならスザクと同じ立場なんだから、彼らとスザクの交流が描かれるのが自然なのに、スザク以外の名誉ブリタニア人は全然出てきませんでした。
1話でちょろっと出ただけな訳ですよ。
スザクにとっては一番仲間になってくれそうな存在なのに、そういう人達との交流が描かれない訳です。
軍の中において、スザクを中心に名誉ブリタニア人の組織が出来てもおかしくないのにそれが無い。
途中から出世した訳ですし、そうなっていってもおかしくなかったと思うのですな。
騎士スザクの部下として、名誉ブリタニア人の部隊が出来る感じで。
しかし名誉ブリタニア人はスザクのみ。
まるでスザク限定の設定であるかのようです(笑)
だからあの設定って凄く浮いている感じがしちゃうのですな。
そうした有り得そうな勢力を取り込んでいけば、かなり大きな勢力になるでしょう。
その状態からブリタニアを改革するとすれば、中からの改革も無理なく描けたと思うのですわ。
しかしそうした展開にはならなかった。
主人公のルルーシュは、終盤になるまで決して中から改革しようとは思わなかった訳です。
私はそこが気になって仕方がなかった。
あれだけ頭のいいルルーシュが、何故楽にブリタニアを倒せる方法を選ばなかったのか。
これまで色々考えて、「話の都合」なんて理由しか思いつかなかった訳ですけど、ふと一つの答えに思い至りました。
単純明快な一つの答えに。
それは・・・
「嫌だから」
ルルーシュは「大嫌いなブリタニアの中に入って、その一部になって壊すなんて嫌だ。耐えられない。我慢できない」といった感情が強いため、「中から壊した方が楽」という考えを排除したのではないかと。
普段のルルーシュは、理性的で冷静で損得から物事を判断し、目的のためなら自分を殺せる人間な訳ですけど、自分にとって重要な事柄となると、途端に感情的な言動を見せ、動揺しまくる傾向がありますから。
私は普段のルルーシュの印象、つまり大人な人間である印象が強いせいか、彼が根本的に子供な人間である事を忘れてしまうんですよね。
実際放送当時も、「何でこの程度で動揺するの? 覚悟してたんじゃないの?」という感じで拍子抜けした事がありましたし。
自分にとってどうでもいい事に関しては実に大人な言動をし、自分にとって重要な事となると子供な言動になる。
そういう部分がルルーシュにはある訳ですわ。
ブリタニアに対しては、まさに後者な訳ですよ。
普段のルルーシュであれば、嫌だろうが我慢して、目的を達成しようとするでしょう。
しかしそれが出来ない訳ですな。
「嫌いな存在の中に入るなんて耐えられない。そんな事が出来るかっ」とばかりに「中からの改革」という選択肢を排除してしまった訳でしょう。
それが終盤になると出来たのは、色々な経験をして人間的に成長したからに思えます。
自分の感情よりも、目的を達成する事を優先出来るようになった訳ですわ。
つまり「コードギアス」という作品は、ルルーシュの人間的成長を描いた内容でもあった訳ですな。
そういう点で面白い作りになっていると思います。
てな感じで色々述べてみましたが、今回こういう事を書こうと思ったのには理由があります。
放送当時、やたらと見たんですよ「中から改革するなんて無理」という発言を。
スザクに対する反発のせいもあったんでしょうけど、やたらと否定されてましたからね。
それがどうにも気になっていた訳です。
私は例にも出しましたように、中からの改革を成功させる作品を知ってますし、現実的に考えても「外部からより、内部からの方が壊すのは楽」という考えなので、中からの改革を否定されるのが凄く納得できなかったのですわ。
でも当時は「ルルーシュのやり方が正しい。外から破壊しなきゃ無理だよ」みたいな意見しか見なかったので、凄く鬱憤を抱いていた訳です。
物語が終盤に入り、ルルーシュがブリタニアを中から改革をしている様子が描かれているのに、誰もその事を述べないし、方針転換をした事に対する批判もありませんでした。
これは見て見ぬふりをしているのか、単に気づいていないだけなのかと考え、多分気づいていない人が大多数なんじゃないかなぁ、と思った訳です。
この作品ってそこら辺が上手いですから。
ゆえに今回、改めて「中からの改革は無理じゃない」「スザクは間違っていなかった」という事を主張してみた次第。
まあ、要するに鬱憤晴らしをしてみた訳でありますわ(笑)
2012年12月26日
ヨルムンガンド 第24話「恥の世紀」
PERFECT ORDER 1 |
ヨナが大きくなった、という風にあまり見えなかったりして(笑)
まあ、2年じゃあんなもんですか。
そしてココは髪の毛を切ってしまった。
何か悲しい。
長い髪が好きだったのにぃ。
結局ココはヨルムンガンドを始動しませんでしたが、これはやっぱりヨナが去ったせいですかね。
きちんと賛同してもらってから実行したいと思ったのかな?
まあ、二つ目の量子コンピューターを打ち上げて万全を期すって部分もあったんでしょうけど、私的にはヨナが大きいと思う。
だってこの作品って、ココがヨナにラブラブするのがメインじゃないですか。
お姉さん殺しのヨナの日常を描いた作品なのですよ(おぃ)
いや、チェキータもヨナを気に入っていましたしさ。
そういう事でしょう(そうなのか)
話的には、ヨナがみんなと合流して、ヨルムンガンドが発動するってとこでお終い。
果たしてココは新世界の神となれたのか。
それはご想像にお任せします、って感じのオチでしたな。
まあ、私的には無理だと思いますけどね。
いくらコンピューター関係を支配しても、結局人間って殺し合いするし。
殺し合いのレベルが近代以前に戻るだけでしょう。
キャスパーの言う通り、武器商人は続けられる世界になるとみましたよ。
てな感じで終了。
続けて総評〜〜。
うむ、素敵なお姉さんアニメでした。
お姉さんが少年を可愛がる、実に良い作品でしたよ。
それだけで満足だ。
単純にラブを描くのではなく、人間関係としての繋がり的にも楽しめる見せ方だったので面白かったですわ。
基本的に暗くならず、明るく楽しくゴタゴタを描いていたので、笑えて楽しめる良作でしたね。
ただ残念なのは、戦闘シーンがイマイチだった点。
棒立ち状態でいても撃たれないような描写は止めて欲しかったです。
そこら辺を上手く描いてくれればさらに良くなったでしょう。
そんで最初の頃も思ったけど、ココのキャストを伊藤静さんにしたのは、やっぱりお姉さんアニメだったからなのではないかと思った(笑)
あのお姉さんらしさは静さまゆえでありますからな。
その部分だけでも勝利したアニメであると言えましょう。
新世界より 第13話「再会」
それはつまり、社会が守を排除する決定をしたということ。
おおぅ、何ということか。
でも何故排除されるのかが分かりませんな。
問題児じゃない訳だから、排除する理由が無いですから。
実は全部守の被害妄想だったりして(笑)
という呑気なオチは無いだろうから、何か理由があるのでしょうねぇ。
しかしこうなると、どうすればいいのか分からなくなりますわな。
それこそ被害妄想だと思っていた早季たちにしてみれば、連れて帰ったら命が無いとなれば、それが出来なくなる訳ですから。
ここでずっと暮らしてもらうしかないのか・・・
でもそうなったらバケネズミに殺しの指令が出そうですしのぉ。
もう生きる術はないのか・・・
いやはや、排除対象となったら生きていけなくなるというのは、何とも恐ろしい社会でございますよ。
2012年12月24日
トータル・イクリプス 第24話「白い闇」
第2巻 |
だが愛ゆえに一致団結した二人にとり、そんなものは屁の河童であり、弾き返してやったでありますよ。
でも暴走はしちゃうの、てへ♪ とばかりに暴れまくりです(笑)
愛ゆえの暴走な訳ですな。
愛の対象が目の前に現れても暴れるのです。
殺そうとするのです。
ふむ、相手を自分のモノにしようとする意味で、愛ゆえの殺しはよくある事ですな(そうなのか)
でも何故か正気に戻ったイーニァが照準をずらしたらしく、ユウヤは無事なのでした。
そのせいなのかイーニァは意識不明に。
ああっ、何ということか。
と悲しみたいのですが、そこら辺はサラッと流されてしまいました。
しょせんイーニァはラブ要員ではないので、どうでもいいんです(酷い)
いやだって、最後の最後でエンディング挟んでまで勿体ぶった台詞が、「恋敵」ですからな。
ラブの戦いこそがこの作品で訴えたかったことなんです、と言わんばかりですよ。
まあ、実際そうなんでしょうけど。
ちょっと前までギャルアニメ的なノリでやってたしさ。
てな感じで終了。
続けて総評。
あ〜〜、BETA無しでやってくれたら面白かったかなぁ、と。
「人類が滅亡するかも」みたいな切羽詰まった状況じゃなく、単に兵器開発競争だけでやって、それで今回のテロに繋がったら面白かったように思えるので。
そうした余裕のある状況であれば、海で遊んだりしても気にならないですしね(笑)
あと唯依のデレが唐突すぎたのが残念でした。
突如としてデレたのはホント残念。
ツンデレ好きとしては、ツンがデレる部分が一番の楽しみなので。
デレる理由が描かれずデレられてもつまらんのよ。
全体的に描写が浅いってのも残念ポイントですかね。
デレ描写にしてもそうだけど、あまり深く描いていないというか。
これは世界設定の説明不足とかいう意味じゃなく、人間関係とか、キャラの内面とか、そういった部分の描写が浅いのですよ。
だから何か深く入れないというか。
凄く重い状況の世界の住人にしては、ノリが学園モノ的な感じなのも大きいですかね。
色々設定が多くて面白いだけに、そこら辺が残念でした。
もう少し重い感じで描いてくれれば、浅い内容でも楽しめたと思うのですが、重さの根幹であるBETAの扱いがどうでもいい感じですからねぇ。
そら世界観も軽くなりますわな。
やはり人の死に対する意識が、キャラを通じて感じられなかったのが響いてますか。
2話みたいな状況を背負った唯依が、学園ラブコメしちゃってますしね。
テロの際にタリサが「人ではなくBETAと戦う」と告げるシーンにしても、普段そうした想いを描写していないので重く感じられませんでしたし。
そういったBETAに対する憎しみ、身内を失った悲しみ、みたいなものがあまり描かれなかったので、凄く軽さが出ちゃったように思えるのです。
まるでBETAが存在しない世界で、兵器開発競争をしているような感じで。
ゆえにBETAが居ない、もしくは人類の脅威ではない、とする世界の話として観ると楽しめる作品だったように思えますわ。
BETAを無視したら良作、意識したら微妙、って感じですかね。