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【グラニュース】


玉田、エース宣言

2013年1月7日 紙面から

 名古屋グランパスのFW玉田圭司(32)が6日、千葉県八千代市の八千代フットサルガーデンで開かれた「フットサルTAMAカップ」にゲスト参加し、本格的に始動した。チームとしても個人としても不本意な成績に終わった昨季を踏まえ、玉田は「自分のでき次第でチームが変わる」と“エース宣言”。ゴール量産へ決意を表した。

 目の色が違う。自らの名前を冠した恒例のフットサル大会で、玉田が快調な2013年のスタートを切った。母校の習志野高とのエキシビションでは華麗なテクニックで後輩を手玉に取った。「正月はゆっくり休めたからね。休みながら体をつくっていきたい」と笑顔で語った。

 昨季は6月に左足首を手術した影響で25試合、5得点。10年に13点、11年に14点を挙げた玉田にとっては不本意な成績。「ケガさえしなければ。一番大事なのはケガをしないこと」と玉田。コンディションを保つことが第一と、自戒を込めて語った。

 追い風は吹いている。グランパスは2月、国内からタイに場所を変えてキャンプを張る。「オレの場合、暖かいところの方が絶対いい。調整はしやすくなる」と明るい。温暖なタイで体を仕上げ、3月2日の開幕からスタートダッシュをかける心積もりだ。

 「今年はチームにとっても、自分にとっても大事な年。自分のでき次第でチームが変わるという気持ちでやる。自分の色を出して、チームを変えていきたい」

 昨季は玉田の不調と比例するかのようにチームも7位に沈んだ。チームの浮沈を一身に背負う覚悟で、玉田が新シーズンへと向かう。 (木村尚公)

 

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