蹴球探訪
J2上位を快走!湘南・チョウ監督(5月9日)
トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事
【プロ野球】巨人・菅野 自主トレ公開 ダル魔球披露2013年1月7日 紙面から
新兵器を引っ提げて、プロの門をたたく。巨人のドラフト1位・菅野智之投手(23)=東海大=が6日、神奈川県平塚市の同大グラウンドで練習を公開した。ブルペンでは新球ワンシームを試投するなど1年間の浪人生活の成果を披露。ダルビッシュ(レンジャーズ)も操る新魔球を手土産に、Gの投手王国に殴り込む。 詰め掛けた約40人の報道陣と5台のテレビカメラの前で、スーパールーキーがベールを脱いだ。ジャージー姿でブルペンに入ると、オリックスからドラフト3位指名を受けた伏見を立たせたまま、35球の初投げ。伏見から「157キロ出てます」と冗談が飛んだほど伸びのある直球に加え、スライダー、カットボール、カーブなどを次々に投げ込んだ。その中で2球だけチラ見せしたのが習得中のワンシームだった。 新球について問われると、菅野ははにかむように答えた。「速いシンカーのようなイメージ。これまでは試合ではほとんど投げていません。プロに向けて? そうですね。楽しみにしていてください」。ワンシームは現在ダルビッシュのほか、広島・前田健など限られた投手しか取り組んでいない魔球。ルーキーにとっては異例とも言える挑戦だが、1年浪人してまで熱望した巨人入り。手ぶらでプロ入りするわけにはいかなかった。 今後は7日に東海大での練習を打ち上げ、10日から始まる新人合同自主トレに参加する。「去年1年間はチームとしての戦いができなくて悔しかった。周りから見たら焦ってると思われるかもしれないけど、いつでも投げられる、行けるというのを見せていきたい」と菅野。苦しかった雌伏の1年間。その成果を見せる時はすぐそこまで来ている。 (臼杵秀之) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|