経済【沸騰!最後の一等地うめきた】経済効果1500億円 変貌する巨大都市・梅田が関西経済を救う+(2/3ページ)(2013.1.6 13:00

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経済

【沸騰!最後の一等地うめきた】
経済効果1500億円 変貌する巨大都市・梅田が関西経済を救う

2013.1.6 13:00 (2/3ページ)
JR大阪駅北側で開発が進む再開発地区「うめきた」。中央が2期開発区域(梅田貨物駅)=平成24年12月12日、大阪市北区(本社ヘリから 門井聡撮影)

JR大阪駅北側で開発が進む再開発地区「うめきた」。中央が2期開発区域(梅田貨物駅)=平成24年12月12日、大阪市北区(本社ヘリから 門井聡撮影)

 このほか、オフィスはA、Bブロックに入居。また、来夏にはBブロックに英国系高級ホテル「インターコンチネンタルホテル大阪」が開業し、Cブロックには1億円を超える物件も有する高級マンションが入る。

経済効果は1500億円

 街開きに向け、準備が進むグランフロント大阪。民間シンクタンクのりそな総合研究所はオープン後の経済効果を少なくとも年間1千億~1500億円と見込む。荒木秀之主席研究員は「都心で買い物をしたことがないような層など新たな需要の取り込みが重要」とした上で、「大きな力を秘めている」と分析する。

 大阪キタでは昨年11月に阪急百貨店梅田本店が全面開業するなど、商業施設の集積が進む。JR西日本によると、昨年10月31日~11月12日に大阪駅を利用した関西圏の乗客は前年比7%増。阪急電鉄でも同10月24日~11月18日の梅田駅の利用が5%弱増えた。

 グランフロントがオープンすれば、「“大梅田”に広域から多くの人が来るだろう」(角和夫社長)と期待は高まるばかりだ。

ミナミ、阿倍野も「キタに続け」

 一方、キタ、ミナミに続く“第3のエリア”として脚光を浴びる天王寺・阿倍野地区では、近畿日本鉄道が来春の開業を目指し、日本一の超高層複合ビル「あべのハルカス」の内部工事が本格化する。6月には近鉄百貨店が先行開業するほか、一昨年には商業施設「あべのマーケットパーク キューズモール」が登場、新たなにぎわいが生まれている。

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JR大阪駅北側で開発が進む再開発地区「うめきた」=平成24年12月12日、大阪市北区(本社ヘリから 門井聡撮影)
JR大阪駅北側で開発が進む再開発地区「うめきた」の2期開発区域(梅田貨物駅)=平成24年12月12日、大阪市北区(本社ヘリから 門井聡撮影)
JR大阪駅北側で開発が進む再開発地区「うめきた」。中央が2期開発区域(梅田貨物駅)=平成24年12月12日、大阪市北区(本社ヘリから 門井聡撮影)

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