- [PR]
できごと
嘉田氏は代表辞任も…橋下、松井氏は「三足のわらじ」に意欲 「どんな肩書も大阪のため」
2013.1.3 21:37
[westセレクト]
滋賀県の知事職に専念する意向をみせた嘉田由紀子氏に対し、同様に「二足のわらじ」批判を浴びてきた日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長と幹事長の松井一郎大阪府知事は、引き続き両立に意欲をみせている。今夏の参院選出馬も念頭に置いており、嘉田氏と対応が分かれることになる。
維新は次期通常国会に首長と参院議員の兼職を可能にする地方自治法の改正案を提出する方針。規定が撤廃されれば、橋下、松井両氏とも参院選に出馬する意向だ。
橋下氏には、地域主権に向けた改革には、首長らが地方から国政を揺さぶる必要があるとの思いが強い。国政選挙は大阪市政にも大きな影響を及ぼすとして「選挙は市長公務よりも重要だ」と公言している。
さらに「大阪市役所の仕事も公の仕事だが、維新の会でやっていることも大阪のための仕事」と主張。「どんな肩書だとしても大阪のための仕事。何の問題もない」との立場だ。
また、松井氏は昨年12月27日の関西広域連合の会合後、記者団に対し、嘉田氏が「維新との違いは(県議会で)自分の足腰(支援基盤)が弱いこと。(参院議員との兼職は)自分一人では無理だ」と話したことを明かした。松井氏は「政策実現のためには、政治闘争は続けなければならない」とし、首長が国政に関与すべきだとしている。
このニュースの写真
関連ニュース
- [PR]
- [PR]