(cache) 陸自第1空挺団が離島奪還訓練へ 公開降下で初想定 - 47NEWS(よんななニュース)
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     2011年1月、陸上自衛隊第1空挺団の「降下訓練始め」で、輸送機からパラシュート降下する隊員=千葉県・陸上自衛隊習志野演習場

     日本で唯一の落下傘部隊を持つ陸上自衛隊第1空挺団(千葉県船橋市)が、習志野演習場(同市など)で毎年1月に一般公開する降下訓練を、敵が侵入した離島を奪還する想定で初めて実施することが6日、空挺団幹部への取材で分かった。

     幹部によると、演習場を島に見立て偵察部隊数人が海岸に降りた後、後続部隊約40人が空自や海自の援護を受けて降下する想定。海上への落下に備えて、救命胴衣を着けた上に小銃などの武器を装備するため、通常の降下より難度が上がる。

     中国船の領海侵入などで緊張感が増す沖縄県・尖閣諸島などの有事に、最精鋭部隊として実戦的に備える狙いがある。

      【共同通信】