陸自第1空挺団が離島奪還訓練へ 公開降下で初想定日本で唯一の落下傘部隊を持つ陸上自衛隊第1空挺団(千葉県船橋市)が、習志野演習場(同市など)で毎年1月に一般公開する降下訓練を、敵が侵入した離島を奪還する想定で初めて実施することが6日、空挺団幹部への取材で分かった。 幹部によると、演習場を島に見立て偵察部隊数人が海岸に降りた後、後続部隊約40人が空自や海自の援護を受けて降下する想定。海上への落下に備えて、救命胴衣を着けた上に小銃などの武器を装備するため、通常の降下より難度が上がる。 中国船の領海侵入などで緊張感が増す沖縄県・尖閣諸島などの有事に、最精鋭部隊として実戦的に備える狙いがある。 【共同通信】
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