プレリュードと駆けた日々 第12話 アプローチ
第12話 アプローチ〜19歳、年末。 〜
年の瀬のある日、クルマに乗ろうとプレリュードに近づくと、
ボンネットに、指で書いた文字がはっきりと!!
しかも、大きく、
すき
おれ:???????
おれ:「ラ、・・・ラブレター??」
もう・・・こんな手の込んだイタズラすんなよ!誰だよ???
でも、なんか女の子っぽい丸文字だなー
万が一にも可能性はあるぞ。
どこかの女の子が、おれに惚れて、でもってちょっと屈折した愛の表現方法しかできない子で・・・
それでいて、かわいい子だったら、どうしよう?
よし、この文字は、しばらく証拠物件として、取っておこう。
洗車はしばらくNGだな。
こんな言葉を大きく書かれたまんまで運転しているのもアホっぽいが、仕方ない。
数日待ったが、その後の追伸がプレリュードに書かれることはなかった。
仕方がない、綺麗なクルマにして正月を迎えるためにも、洗車するか・・・・
おい!しっかり書かれすぎて、字がうっすらと残って消えねえじゃねえか!!
すき