プレリュードと駆けた日々 第1話 車を選ぶ条件 その1
第1話 車を選ぶ条件 その1〜18歳、春。 〜
男なら運転免許がとれる歳になると、、誰しも車が欲しくなります。おれも例外ではありません。
だって、自分で好きにハンドルを操って、好きなところに行けるんですよ。 そこに道さえあれば、思いつくままに何をしたっていいんです、自由です。
マンガ”キャプテン翼”に出てくるロベルト本郷も言っていました。
「翼、なぜサッカーはこんなにも楽しいんだろう。世界中で親しまれているスポーツ、サッカー。 俺が思うにそれはもっとも単純でもっとも自由なスポーツだからじゃないだろうか。 グラウンドに立てば監督からのサインなどなにもない。自分で考え自分でプレイする。 サッカーは自由なスポーツだ。フィールドの中をおまえは好きなところに パスしても、シュートをしても、後ろにドリブルしたっていい。」
(ちょっと正確じゃないけど。今度調べときます。。)
なんか似ていません?ハンドルを握り、そしてそこに道さえつながっていれば、どこに行ったっていいんですよ。
ロベルト本郷、いいことを言います。それから、男はスポーツカーだ。サッカーと同じでスポーティでなければ!
それにスポーツカーなら、きっと女にモテるぞ!
バイクはダメだ!ギャルと車内で会話もできないし、音楽も聴けない!雨が降ったらどうするんだ!
そんなわけで日々、車の雑誌を眺めては、いろんな車を探していました。
ある日気がついたのだけれど、ただ雑誌を眺めていても目移りするばかりなので、条件をしぼることにしました。
【条件】
1.スポーツカー
2.女に持てそうな車
ダメだ!まだこれじゃ世の中の選択肢が多すぎる。もっと絞り込まなければ・・・
そこで、条件をしぼる相談に乗ってくれたのは、地元の友人、しんです。
インターネットで、本名の「真一」なんて明かせません。個人情報を漏らしてはまずい。
せめて、本人への敬意を込めて、顔写真だけにしておこう。
しん
おれ:「車を選ぶ基準って、何なんだろうねー。特に女にモテるためには。」
しん:「車は男のステータス。馬力は最低200ps、加速に女はシビれるし。それからミッションはマニュアルでしょー、あのシフトチェンジのカクカクって手の動きは、男らしさの象徴でしょ。」
さっすが、しん!
(こいつが女にモテているかは、今は触れない。)
こうして、俺の車を選ぶ条件がまた、精度をあげた。
【条件】
1.スポーツカー
2.女に持てそうな車
3.馬力は200以上
4.ミッションはマニュアル