李明博(イ・ミョンバク)大統領の夫人、金潤玉(キム・ユンオク)氏が政権初期から主導してきた「韓国料理世界化事業」をめぐり、国会農林水産食品委員会はこのほど、予算が不正に転用された疑いがあるなどとして、監査院に監査要求を提出することを決定した。
同委は先月31日、過去4年間で769億ウォン(約64億円)が投じられた韓国料理世界化事業で資金管理が放漫だった疑いがあるとして、与野党の合意に基づき、監査要求案を可決した。今月半ばに開かれる臨時国会で監査要求案が可決されれば、監査院は3カ月以内に監査に着手し、結果は国会に報告される。監査対象には農林水産食品部(省に相当)をはじめ、韓食財団、農水産品流通公社などが含まれる。
韓国料理世界化事業は2008年末、李明博大統領が「韓国料理を2017年までに世界5大料理に育成する」と宣言したことがきっかけで本格的に推進され、金潤玉氏は「韓食世界化推進団」の名誉会長を務めている。