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高齢者施設で集団感染か 90代女性死亡1月1日 19時4分
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新潟県佐渡市の高齢者施設で、入所者11人が下痢やおう吐などの症状を訴えて、このうち90代の女性が死亡し、佐渡市はノロウイルスが原因の集団感染とみて調べています。
この施設は、佐渡市の養護老人ホーム「待鶴荘」で、先月27日から今月1日にかけて、95人の入所者のうち、70代から90代の11人が下痢やおう吐などの症状を訴えました。
施設によりますと、このうち90代の女性の体調が悪化し、1日午前3時すぎ、搬送先の病院で死亡したということです。
病院が検査をしたところ、この女性からノロウイルスの感染を示す陽性反応が出たということで、佐渡市はノロウイルスが原因の集団感染とみて調べています。
このほかの10人の症状は比較的軽いということで、施設では、発症した人を同じ部屋に集めて感染の広がりを防ぐとともに、入所者の外出を制限する対応をとっているということです。
待鶴荘は、「全国で高齢者が亡くなる事態が相次いでいたので、注意していたのに、残念だ。今後は患者を増やさないよう対応を徹底するとともに、再発防止に努めたい」と話しています。
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