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柏崎刈羽原発で事故想定の訓練 3月に
1月1日 4時46分

柏崎刈羽原発で事故想定の訓練 3月に
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新潟県は、東京電力柏崎刈羽原子力発電所で事故が起きたという想定で、ことし3月に訓練を行う方針を決めました。
県は、福島第一原発の事故のあと中断していた訓練を再開することについて、「防災計画を検証するためで、運転再開を前提としたものではない」と説明しています。

新潟県は去年8月、国の方針に従って原発の半径30キロの地域から住民が避難するための対策をまとめるなど新たな防災計画を作りました。
これを受けて、県は柏崎刈羽原発で事故が起きたという想定で、ことし3月23日に訓練を行う方針を決めました。
訓練には防災計画に基づいて、初めてすべての市町村が参加し、原発が立地する柏崎市と刈羽村の住民が、バスなどを使って原発の半径30キロの外に避難する手順を確認します。
また、原発から離れた自治体では、避難する住民の受け入れや、衛星電話を使った情報伝達の訓練などを行うということです。
新潟県は、福島第一原発の事故のあと中断していた防災訓練を3年ぶりに再開することについて「防災計画を検証するためで、運転再開を前提としたものではない」と説明しています。

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