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宮城・富谷町人口5万人 市移行への要件達成
宮城県富谷町の人口が5万人を突破したことが28日、分かった。地方自治法の規定で市制への移行の要件となっている「人口5万以上」を達成した。 町によると、住民基本台帳に基づく人口は25日に5万人に達し、27日現在5万22人。市制移行は国勢調査の結果に基づくため、町は2015年の国勢調査を経て16年4月の市制施行を目指す。 町は、仙台市北隣のベッドタウンとして人口流入が続いている。近年は毎年1000人ずつ人口が伸びている。新興住宅地の開発は活発で、現在は明石台東地区で宅地755戸分、成田センター地区で206戸分の整備が進められている。 県内13市と比べると、「富谷市」は人口で塩釜市(5万5125人、1日現在)に次ぎ10番目の規模となる。 町村が合併せずに市に移行する場合、人口のほか「中心市街地を形成する区域内の戸数が全戸数の6割以上」など地方自治法や県条例の要件を満たす必要がある。 町企画部の荒谷敏部長は「市制への準備を一つずつ整え、5万人の都市づくりを進めたい」としている。
2012年12月29日土曜日
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