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自動車各社 ハイブリッド車の開発進む1月6日 4時10分
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エコカーの主役になると期待された電気自動車の普及がなかなか進まないなか、国内の自動車メーカーはハイブリッド車の開発や販売を強化する動きが広がっています。
自動車メーカー各社が力を入れる「ハイブリッド車」は、軽自動車を除く新車の販売台数全体の3分の1に上っており、各社は当面のエコカーの主力と位置づけ開発や販売の強化に乗り出しています。
このうち、「トヨタ自動車」は新型のエンジンを採用したハイブリッド車を今月発売するなど、今後3年間に国内外で合わせて20の車種を投入する計画です。
また、「日産自動車」は平成29年春までに15の車種のハイブリッド車を新たに投入する計画です。
さらに、「ホンダ」と「三菱自動車工業」は家庭用のコンセントから充電ができる「プラグインハイブリッド車」をことし初めて発売し、「マツダ」と「富士重工業」もことし初めてハイブリッド車の市場に参入する計画です。
各メーカーが一斉にハイブリッド車に力を入れるのは、エコカーの主役になると期待された電気自動車が割高なことや、1回の充電で走れる航続距離がまだ短いことなどから販売が伸びていないことも背景にあり、ハイブリッド車の存在感が一段と増すことになりそうです。
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