ニュース詳細
首相 中国機進入で運用見直し指示1月6日 4時10分
K10046066311_1301060510_1301060514.mp4
沖縄県の尖閣諸島周辺で、中国当局の飛行機がことしに入って連日、日本の領空の周辺に設けられた「防空識別圏」に進入したことが確認され、安倍総理大臣は領空や領海が侵犯されないよう万全の態勢を整える必要があるとして、防衛省幹部らに自衛隊の戦闘機などの運用の見直しを指示しました。
沖縄県の尖閣諸島の周辺では、中国当局の飛行機が先月13日に初めて領空を侵犯したのに続き、先月下旬には4回にわたって日本の領空の周辺に設けられた「防空識別圏」に入り、そのたびに自衛隊の戦闘機がスクランブル=緊急発進しています。
政府関係者によりますと、中国当局の飛行機はことしに入ってからも連日、「防空識別圏」に進入したことが確認され、5日は自衛隊の戦闘機が緊急発進しました。
こうした事態を受け、安倍総理大臣は5日、防衛省や海上保安庁の幹部らを総理大臣官邸に呼び、尖閣諸島周辺の警戒監視態勢などについて報告を受けました。
そして、安倍総理大臣は領空や領海が侵犯されないよう万全の態勢を整える必要があるとして、航空自衛隊の戦闘機や海上保安庁の巡視船の運用の見直しを指示しました。
[関連ニュース]
[関連リンク] |
|